JY(知英)、プラネタリウムで新曲「星が降る前に」歌唱 限定100名のファンに感動を届ける

JY、プラネタリウムで新曲披露

 JY(知英)が4月2日、EP『星が降る前に』のリリースを記念し、100名限定のスペシャルライブをコスモプラネタリウム渋谷で開催した。

 新曲「星が降る前に」は、映画監督の岩井俊二が作詞、楽曲プロデュース、MV監督を担当。岩井が書き上げたひとつの歌詞をもとに、5名のプロデューサー(岩井俊二、亀田誠治、Seiho、MONJOE(DATS / yahyel)、山本加津彦)がそれぞれ楽曲を制作する新しい試みの作品となった。

 イベント冒頭のトークセッションでは、JYのデビュー曲「最後のサヨナラ」を手がけ、同作の収録曲「星が降る前に Prod by 山本加津彦」をプロデュースした山本加津彦が登場。制作のきっかけについて、JYは「たまたま岩井さんとLAで出会ったんですけど、夜にご飯を食べに行った帰りに岩井さんとご一緒した車内で、すごく月が綺麗で。ふと『綺麗だなぁ』と呟いた私の姿を岩井さんが見て、この歌詞が浮かんだらしいです」と振り返った。それを聞いた山本は、歌詞について「演じていない素の知英さんの詞なんだなと思いました。岩井さんも素の知英さんに魅力を感じて歌詞を書かれたのかなって」とコメントした。


 ライブパートでは、同作に収録されている5曲を披露。まずは、プラネタリウムで“星が降る”演出のなか、岩井俊二と亀田誠治がプロデュースした2曲をメドレーで歌唱。SeihoとMONJOEがプロデュースした2曲では会場から手拍子が起こり、JYは明るくなった客席を歩きながらファンとの交流を楽しんだ。ラストは山本が再び登場し、ピアノ生演奏で「星が降る前に Prod by 山本加津彦」を披露。作品の中でもバラード色が強い同曲を情感溢れるボーカルで歌い上げ、会場に集まった100人のファンに感動を届けた。

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 イベント取材後に行われたインタビューでJYは、「初めて歌う曲があったのと、ファンの方との距離がすごく近かったので緊張しました」と感想を述べた。2008年にKARAのメンバーとしてデビューし、今年でアーティスト活動10年目を迎えるJY。女優としても今夏に主演映画『私の人生なのに』が公開するなど活躍の幅を広げている。JYは「生演奏のピアノで歌うこともKARAの時はありませんでしたし、ソロとしてこんな素敵な場所で歌えるのは本当にありがたいことだと思います」と振り返りつつ、「こうやって岩井さんたちとお仕事を一緒にできたことで、JYとしての表現の幅も広がったんじゃないかと」と今作での手応えを語った。

(取材・文=泉夏音)

JY『星が降る前に』

■リリース情報
EP『星が降る前に』
発売中
完全生産限定盤(CD+DVD+LP仕様豪華パッケージ+トートバッグ)¥7,000+税

<「星が降る前に」タイアップ情報>
2018年度キットカット受験キャンペーン
1.「キット、願いかなう CATCH A SHOOTING STAR PROJECT受験編」キャンペーンソング
2.頑張る人を応援するショートフィルム「星に願いを」(全3話)主題歌

JY公式サイト
Sony Music Shop

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