「ジャニーズJr.チャンネル」は“海外展開”と“新規開拓”がキーワード? YouTube進出の狙いを読む

 最後に、ジャニーズのYouTube進出について今後期待したいことを太田氏に尋ねると、デビュー組への展開と、テレビ・舞台との連携について言及した。

「ジャニーズのライブ・コンサートや舞台の生中継ができるというところまで来ると、2020年にジャニーズのエンタメを世界に発信するという目標を果たせることになります。そのことを踏まえると既存のグループやメンバーも徐々に動画に登場する流れになってほしいですが、たとえば最初はジャニーズJr.と舞台で共演する『Endless SHOCK』の堂本光一さんや、『滝沢歌舞伎』の滝沢秀明さんが舞台裏の映像に出てくるなどがあるかもしれません。しかしまずさしあたっては、ジャニーズJr.が動画という新しい自前の表現手段を使って、テレビだけでは収まりきらない、またすぐにできないことをネットで発信していくという流れになっていくのかなと思います」

 「ジャニーズJr.チャンネル」の結果次第では、事務所のネットメディアとの向き合い方にさらなる進展が訪れることが十分に考えられる。21日からの配信とその反響を注意深く見守っていきたい。

(文=編集部)

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