リアルサウンド テック編集部、3月1日にオープンします!

テック編集部、3月1日にオープン

 リアルサウンドは音楽、映画に続く第3のカテゴリとして、3月1日より「テック編集部」を新たに開設します。

 テクノロジーの進展に伴い、音楽・映像におけるアート体験そのものが大きく変わりつつあります。音楽のライブはもはや映像表現/視覚表現を抜きには語れません。映像においてもストリーミング配信やCGの進化、また3D/4D、VRなどのテクノロジーによる新たな表現が次々と生まれており、リアルサウンドではその変容をお伝えしてきました。

 また音楽や映像とテクノロジーの接点という意味では、ゲームの新しい展開も見逃せません。映画監督/アーティストのデヴィッド・オライリーによるシミュレーションゲーム『Everything』のプレイ映像がアカデミー賞にノミネートされるなど、高水準の映像美や物語性を持ったゲーム作品が話題になる一方、映画・音楽においてゲーム的な体験をもたらすものが登場するなど、他ジャンルとの親和性も高まっています。

 このように新たな技術を媒介にして多くのカルチャーがその距離を縮めているなかで、エンターテイメント分野とテクノロジーの関係を見つめることは、同時に、音楽や映画といったジャンルの持つ固有の力を見直すきっかけにもなり得ると考えています。

 リアルサウンド テック編集部では、音楽、映画を始め、ゲーム、ガジェット、動画サイトやストリーミングサービス、アート&ファッションなど幅広い領域を対象とし、「テクノロジー×エンターテイメント」という新しいシーンで起きていることを詳細に取材していきます。そして、それらがカルチャーという大きな文脈のなかでどんな意味を持っているかを考察し、インタビューやコラム、ニュース、動画コンテンツというかたちでお届けします。

 3月1日のサイト開設にあたって、当編集部ではデジタル音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミ氏(http://jaykogami.com/)を編集アドバイザーに迎えます。テクノロジーとカルチャーの両分野におけるジェイ氏の知見を活かしつつ、多くの編集者、執筆者の協力を得ながら、新しいカルチャーメディアの実現に向けて挑戦していきます。ご期待ください。

リアルサウンド編集長 神谷弘一
(撮影=下屋敷和文)

●掲載予定コンテンツ

インタビュー

ゴッドスコーピオン(Psychic VR Lab)
『VRは現代の魔術だ』
豊田啓介(noiz)
『不死の都市=東京と新しい建築』
井上明人×高橋ミレイ
『自殺ゲーム「Blue Whale」の衝撃』
村井説人(ナイアンティック代表取締役)/山田健人(dutch_tokyo・映像作家)/青木俊介(ユカイ工学代表)/seiho(トラックメイカー)ほか

特集

『テクノロジーが変えるアニメの未来』
『ライブ演出はこう進化する』
『インディーズゲームは遊びをどう変える?』
『マッチングアプリは第3世代へ』

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