THE RAMPAGEは他グループと何が違う? 新曲「Dirty Disco」にも共通する“特性”を考察
そんな彼らの新曲「Dirty Disco」は、これまでも取り入れてきたラップやブレイクダンスなどのHIPHOP的な要素を生かした、現代的なディスコナンバーだ。ボーカルの RIKUが「『Lightning』や『FRONTIERS』とは違ってキャッチーなメロディーに仕上がっていますが、リリックにTHE RAMPAGEらしさが詰まっています」とコメントしている通り(参考:オフィシャルサイト)、<飛ばしていけ><果てるまで曲げない>など尖った歌詞や、大人数ならではの圧倒的なパフォーマンスはそのままに、ライブでの盛り上がりや“みんなで楽しむ”ことを意識したようなポップな曲だ。MVでは16人全員での華やかなパフォーマンスのみならず、時に自然体な表情も見せるなど、これまではあまり見られなかった等身大の彼らの様子も伺える。しかし、根底にあるストリート精神は決して失われていない。メロディだけでなく、リリックやパフォーマンスから感じる“暴れまわる”ような熱い闘志こそが、THE RAMPAGEらしさなのだろう。
7月21日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にも出演予定のTHE RAMPAGE。番組での「Dirty Disco」披露を機に、また新たなリスナーの心を掴みそうだ。
(文=村上夏菜)