嵐、『貴族探偵』主題歌パフォーマンスの注目ポイントは? “貴族的な振る舞い”でクールさ演出
嵐が4月28日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。51枚目のシングル曲「I’ll be there」を生パフォーマンスする。
4月19日に発売された同曲は、相葉雅紀が主演する月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)の主題歌としておなじみの一曲。シングル初回盤付属DVDでMVフルバージョンが解禁、TV歌唱はこれまで『2017 FNS うたの春まつり』と『VS嵐』(ともにフジテレビ系)の2回披露されている。今夜のMステ出演ではどのようなパフォーマンスを楽しむことができるだろうか。放送を前に、それぞれの演出から同曲の魅力を改めて考えたい。
『2017 FNS うたの春まつり』と『VS嵐』、いずれもステージセットは『貴族探偵』の世界観に通じる高貴な屋敷の雰囲気があり、シャンデリアやステンドグラスなどの煌びやかな装飾がポイントとして用いられていた。一方、MVは全編セピア加工がされたレトロでクラシカルなテイスト。Mステではどちらの雰囲気が踏襲されるのか、楽しみなポイントの一つである。
また、これまでの衣装はパターンはそれぞれ異なるが、お揃いのセットアップで統一されてきた。今回も同様のテイストでの出演が期待できる。この衣装のいいところは、振り付けの動きと相まって、メンバー全員が探偵のように見える点だ。ドラマ『貴族探偵』で相葉が演じているのは、名こそ探偵とあるものの、自分で推理をせずに執事たちに推理をさせるという貴族の役。「I’ll be there」では、ドラマでは見られない探偵らしさのある相葉の姿を楽しむことができる。
そして、同曲最大の注目ポイントは、歌声とダンス。メンバーごとのソロパートとサビのユニゾンによる歌声のバリエーション、ダンスでは高度な足のステップが採用されている。ぱっと見の派手さはないかもしれないが、スキルの高さをスマートに発揮。難しいことをさらりとこなしてしまう、嵐のクールな部分が際立っている。そういった点でいうと、同曲は貴族的な振る舞いのあるパフォーマンスとも言えるのかもしれない。とはいえ、サビ部分には親しみやすく覚えやすい手の振り付けも用意されている。あわせて一緒に踊るのも楽しみ方の一つだ。