オースティン・マホーン、ビヨンセ……ブルゾンちえみが影響された“セクシー”なアーティストたち

 『ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP』(日本テレビ系)で優勝、『R-1ぐらんぷり2017』では決勝戦に進出、4月からは新ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)に出演するなど、今やテレビで見ない日はないほど人気の芸人・ブルゾンちえみ。自身のTwitterプロフィールに「海外アーティストのやかましい感じが好きです」という文字が並んでいる通り、ブルゾンは洋楽への造詣が深い。

DNCE「Cake by the Ocean」
Austin Mahone - Dirty Work (Official)

 代表ネタの一つ「彼氏のお願いに仕方なく答えています」ではDNCE「Cake by the Ocean」を、「キャリア・ウーマン」のネタを披露する際にはオースティン・マホーン「Dirty Work」をBGMに使用している。どちらもキャッチーなパーティチューンで、遊び心溢れたMVも含め、まさしく“やかましい感じ”である。それだけでなく、どちらも歌詞ではセックスとドラッグを暗示しており、ブルゾンの「抜いて欲しいって……栓」と下ネタかと勘違いさせるというネタや、セクシーでイイ女というキャラにマッチしている。ちなみに「Dirty Work」は日本のiTunesランキングで11位にランクイン(2月16日時点)しており、ブルゾンの影響力の大きさに驚くばかりだ。

Rihanna - Bitch Better Have My Money (Explicit)
Beyoncé - Partition (Explicit Video)

 また彼女は、ブログやTwitterを通じてリアーナやビヨンセ、ブリトニー・スピアーズといった女性アーティストを好んでいることを公言している。3人ともいわゆる“セレブ”なポップスター的存在で、ゴージャスかつセクシーなMVや派手なファッションが印象的だ。ブルゾンの言葉を借りれば、「セレブですけれども何か〜〜〜??」というイメージだろう。(参考:https://ameblo.jp/buru-chie/theme3-10099953846.html)また過去にDVを受けていたリアーナ、夫の不倫をアルバムで糾弾したビヨンセ、ドラッグ騒動のあったブリトニーなど、3人とも常にスキャンダルがつきまとい、過激な発言や行動で世間を騒がせている、恋多き女性たち。彼女たちから受けた影響が、ブルゾンの濃いメイクやカラフルな私服、「地球上に男は何人いると思ってるの?」という強気な発言に表れているようだ。

Britney Spears - Slumber Party ft. Tinashe

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