KAT-TUN、ついに充電期間へ……休止前最後の番組出演で再認識したグループの魅力
そんな弱点に取り組む3人の姿勢から、充電期間に向けての気合を感じることができた。一人ひとりにスポットライトが当たるチャンスが多くなるのではないかという期待も込めて、彼らには新しい一歩を踏み出してほしい。番組の終盤にはコンサートツアーに訪れたファンの映像も。涙を流しながら「応援し続ける」、「(再びグループとして活動を開始するのを)ずっと待ってる」という言葉を3人は真剣に噛みしめていた。
「KAT-TUNの亀梨和也であることを貫けたのはファンのおかげ」と言葉を選びながら話す亀梨の姿に、この充電期間という決断がどれだけ重いものだったのかを想像させる。「意識的に休んでみて、ここでお仕事していく力を…」そう語る彼らの背中を押すのは、他ならぬファンの力だろう。
「あの充電期間があってよかった」そう振り返ることができるように、彼らの活躍を見守りたい。そして、この充電期間のことも、いつか最大のネタとしてイジってほしい。KAT-TUNなら、きっとそれができるはずだ。
(文=佐藤結衣)