『ap bank fes 2016』、約4年ぶり宮城県石巻で開催決定 小林武史×櫻井和寿対談も公開に

『ap bank fes 2016』開催決定

 Reborn-Art Festival 実行委員会と一般社団法人APバンクが、2017年夏に共同主催イベント『Reborn-Art Festival』を開催。同企画のプレイベントとして、2016年7月30日、7月31日の2日間にわたり、宮城県石巻港雲雀野埠頭にて『Reborn-Art Festival x ap bank fes 2016』が行なわれる。

 『Reborn-Art Festival』は、2017年夏の約50日間にわたって、石巻/牡鹿半島を中心に芸術・食・音楽の「総合祭」として開催するイベント。音楽を中心に、地域の自然や人とのコラボレーションによる食、アート、ワークショップなども開かれるという。『ap bank fes』は2012年以来約4年ぶりの開催で、今回も出演者としてBank Bandが発表されており、そのほかの第1弾出演者は、4月19日に発表予定だ。

 さらに、7月29日にはイベント前夜祭も開催決定。こちらのチケットは、近日発売を予定している。

 なお、公式ウェブサイトでは、Bank Bandの小林武史、櫻井和寿、村井嘉浩宮城県知事、亀山紘石巻市長のコメントのほか、コラム第1弾として、「COLUMN vol.1 小林 武史×櫻井 和寿」を掲載している。

Reborn-Art Festival 開催に寄せて

実行委員長 小林 武史(音楽プロデューサー/一般社団法人 AP バンク代表理事)

ap bankは2011年以降、東北でできることは何かと考えながら復興支援を続けてきました。自問自答しながら活動を続ける中、2012年「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」を訪れる機会を得ました。そこには地域の方々の積極的な関わりで生まれた作品が展開され、都市との繋がり、経済との関わりに関してもとても有効なものだと思いました。地域の方々の力があってこそ作りあげられる芸術祭を見て、これを石巻や、豊かな自然や歴史が残る牡鹿半島、その周辺でこそ、開催すべきなのではと考えました。
着想から約4年。僕たちはまず地域との交流に時間をかけてきました。宮城県や石巻市ともミーティングを重ね、リサーチをし、色んな出会いや気づきを得ました。影の中にも当然光りは存在し、命の鼓動も溢れている、むしろ経済の都合とはあまり関係のないところにこそ命の本質が宿っているのではないか、ときにそんな話をし『本質を巡る旅』というキーワードを見つけたりしながら、芸術祭の構想を膨らましてきました。
そして来年2017年夏。ようやく「Reborn-Art Festival」開催の目処が立ちました。また今年2016年夏には、プレイベントを開催することも決定しました。石巻/牡鹿半島で暮らす人々と集まる人々、自然と文化、その場所の記憶と未来、若者と先輩方。多様性に富んだ様々な要素が混ざり合い、色んな循環が生まれ、未来へつながる力が生まれること。まだまだ道のりは始まったばかりですが、試み企みつつ、化学反応を起こしていきたいと思っています。

櫻井 和寿(ミュージシャン)

支援をする側と支援を受ける側という関係ではなく、また苦しみや悲しみを分かち合うだけの間柄でなく美しさ 楽しさ 文化 未来をも一緒に感じあえるそんな幸せなイベントにしていけたらと考えています。

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『Reborn-ArtFestival』

■イベント情報
『Reborn-Art Festival x ap bank fes 2016』
日程:2016年7月30日(土)、7月31日(日)、前夜祭7月29日(金)雨天決行(台風などの荒天の場合は中止)

会場:宮城県 石巻港 雲雀野埠頭
(〒986-0841 宮城県石巻市 雲雀野町 2 丁目地先)
出演者:Bank Band/andmore ※順次発表予定

チケット:近日発売予定
主催:Reborn-Art Festival 実行委員会 / 一般社団法人 AP バンク
共催:宮城県、石巻市、河北新報社、ヤフー株式会社

『Reborn-ArtFestival』
日程:2017年夏 約50日間
会場:宮城県 牡鹿半島・石巻市内中心部・松島湾 (石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)
主催:Reborn-Art Festival 実行委員会 / 一般社団法人 AP バンク
共催:宮城県、石巻市、河北新報社、ヤフー株式会社

公式Webサイト
Reborn-Art Festival 公式ウェブサイト

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