アイドルネッサンスが2ndワンマンで掴んだ“最高の景色”「私たちは絶対に止まらない!」

 アイドルネッサンスが、2月28日に恵比寿リキッドルームにて『2nd ワンマンライブ エビスですこぶるネッサンス!!』を行なった。

 10月4日に恵比寿ザ・ガーデンルームで開催した1st ワンマンライブから約4カ月半。アイドルネッサンスは今回の2ndワンマンライブに向け、新天地の恵比寿ザ・ガーデンルームにてレギュラー公演『エビスで想い出トラベルネッサンス』と題した3度の公演を行い、2枚のミュージックフォトカード(『タイム・トラベル / Lucky』『雪が降る町 / ガリレオのショーケース』)、シングル『Funny Bunny』、1stワンマンライブ映像作品『1stワンマンライブ エビスではじまるネッサンス!!』をリリース。怒涛のペースで走り続けてきた。この4カ月半で一周りも二回りも大きくなったメンバーを見届けようと、前回のワンマン会場の約2倍のキャパシティを誇るリキッドルームには、後方までびっしりとファンが集結した。

 

 

 大きな歓声と拍手で迎えられながらメンバー6人が登場し、「Music Lovers」で2nd ワンマンライブがスタート。ディスコ・ファンクの曲調にシロフォンの音色が際立つ「Music Lovers」は、目紛しく変化するポジション位置と妖艶なダンスが特徴だ。Cメロを歌う石野理子のボーカルは艶っぽく、そこに南端まいな、新井乃亜が加わりハーモニーが生まれる。久々の披露となる「BANZAI」、百岡古宵と新井のコミカルなセリフから始まる「PTA~光のネットワーク~」とグループ初期から披露し続けている楽曲が続く。宮本茉凜が「格好いい曲たちを聴いて頂いたので、次は違ったアイドルネッサンスを観て頂きたいと思います!」と煽り、「テレフォン No.1」へ。<ピポパポパピプペピポパポ>と“テレフォンナンバー”を押す振りが特徴的だ。失恋から立ち直る女の子を歌った「女の子は泣かない」、“悪魔したくなるポーズ”が愛らしい「う、ふ、ふ、ふ、」、ファンと共に腕を回す振りが恒例の「Good day Sunshine」と“カワイイ4曲”が続いた。

宮本茉凜新井乃亜比嘉奈菜子南端まいな

 ステージ後方にキーボード、カホン、アコースティックギターが用意されると、彼女たちは初めての試みとして「アコースティック演奏」に挑戦することを発表。この日初めて演奏メンバーが揃ったリハーサルで、石野は鳥肌や涙が止まらなかったことを興奮気味に話し、そのオーバーリアクションにほかメンバー5人からツッコミを受ける一幕も。宮本がアコースティックパートは振り付けがないため、歌で聞かせなければならないことに緊張していると話すと、再び石野が「だからみんな落ち着かないといけないの!」と声を荒げながら話し、メンバーから総ツッコミが。アコースティックパート1曲目は、キーボードのメロディーからはじまる「YOU」。1番のサビ後からカホンとギターが追って入る展開に、ファンからも自然と手拍子が起こった。メンバーは互いに見つめ合いながら歌唱し、ラストではバンドメンバーの方を向き、演奏に合わせながら歌い切った。続く「スパイダー」は、原曲よりダウンテンポなアレンジに。2番Bメロの石野・新井によるハーモニーや、大サビ前の<Oh……>では石野、南端、比嘉奈菜子、宮本の4人から6人全員に繋げる綺麗な歌声が際立つ。ラストは石野が見事な楽器隊への仕切りを見せ、大きな拍手が巻き起こった。

石野理子、南端まいな

 

石野理子

 バンドメンバーがステージをはけると、宮本が「全曲アコースティックでいつか生バンドでもライブをやってみたいね」と今後の抱負をコメント。その後、「初恋」「二人のアカボシ」を情感たっぷりに歌い、メンバーがステージから去ると、スクリーンには「1stワンマンから2ndワンマンへの決意」と題したVTRが流れた。VTR内でリーダーの新井は「『Funny Bunny』のリリースイベントが始まってから、2ndワンマンを意識してライブをしていました。私たちはなんのためにライブをしているんだ、なにを伝えたいんだっていうことをメンバー同士で再確認しあいました。デビュー初期の頃に感じていたライブを楽しむ気持ちを思い出してライブをしたい」と、2ndワンマンに立つまでの素直な気持ちが明かされた。

〜1stから2ndへの決意〜【2.28「エビスですこぶるネッサンス!!」幕間映像】アイドルネッサンス

 

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