ジャニーズJr.は下積み時代に何を学ぶ? 意外な仕事ぶりと事務所の方針を読む

 また、事務所側は一芸に秀でたジャニーズJr.を積極的に起用する傾向がある、と同氏は続ける。

「楽器が得意だと生演奏チームに配属されたり、英語が上手いとナレーションを担当したり、ダンスが得意だとマイケル・ジャクソンの振り真似をさせられたりと、大きな活躍の場を与えられることが少なくありません。たとえば英語が流暢なジェシーさんや、MCが得意な安井謙太郎さん、個性的なキャラで知られる平野紫耀さんなど、事務所側も個性を持った人をどんどん舞台に立たせるため、この時期から色々な特技を模索し、才能を開花させるメンバーが現れるんです」

 最後に同氏は、ジャニーズJr.ファンが注目するポイントや、今後の動きについて語った。

「先輩グループのライブに行き、メインステージではない花道で精一杯踊っているジャニーズJr.に注目し、青田買いするという流れがファンの間では一般的です。また、そろそろ次にデビューするグループが発表される時期なのではという噂があり、ファンの間で『次はあの人たちだろう』という話題になっています。時折デビュー直前にどんでん返しがあるためどうなるかは分かりませんが、現在のジャニーズJr.は粒揃いですし今後が楽しみです」

 裏方として先輩を支えながら、未来への下積みをするジャニーズJr.たち。ジャガーズのものまねがブレイクすることにより、今後さらなる注目が集まりそうだ。

(文=松下博夫)

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