超特急が3周年記念ライブで見せた『大人の風格』 異端なスタイルが世間に浸透する日も近い?
本日2回目のプロジェクションマッピングコーナーでは、ダンサーが一旦ステージを去り、コーイチとタカシのツインボーカルで「FLASHBACK – vocal edition-」、「Snow break」の2曲を歌い上げた。2人は視覚効果で浮き上がった雪の結晶をバックに、2階建ての舞台を余すところなく使ったパフォーマンスを披露。普段はバックボーカルとしてメインダンサー5人の後ろに回りがちの2人だが、ボーカルオンリーのパフォーマンスでも十分な声量と演出力があることを伺わせた。続いては12月3日にリリースしたアルバム『RING』から「Billion Beats」をライブ初披露。心臓の鼓動を模した振り付けを随所に取り入れたダイナミックなパフォーマンスで8号車とともに会場を盛り上げた。
その後のMCでは、各人がグループに対する思いを吐露。コースケは「付けてるモニターから歓声が聞こえてくる。負けないように頑張ったけど…引き分けかな」と語ると、2号車・カイは「国際フォーラムは僕がずっとやりたいって言ってた場所で。ずっと先になるかと思ってたけど、3年でできて嬉しい。ただ、もっと上のステージに行かないといけない」と、グループとしてさらに上を目指す姿勢を見せた。4号車・タクヤは「しんみりしすぎてハートがもたない(笑)」と一度は場を和ませるが、続いて「後から入って、人見知りで不安があって、何度も辞めようと思った。雨の中で路上ライブしたり、メインダンサーがバックパネルになったり色々あったけど、ここまでこれた。それは8号車のおかげだし、2015年も超特急な年にしたい」とグループが3年で経験した苦労と、8号車への感謝を語った。
そしてここからは目を潤ませるメンバーが続出。5号車・ユーキは「今日という日に、超特急に賭けて頑張ってきました。辛いことも乗り越えてきました。僕は宇宙一8号車のみなさまが大好きです」と涙を浮かべながら語ると、6号車・ユースケは「震えが止まらない。でも大丈夫、泣かない。そう決めたんだ(笑)」とこらえてみせた。タカシは「長く続かないと思ってたけど、3年を迎えれて嬉しい」と号泣。リーダーであり2号車のリョウガは「踊ってる最中は脳汁が出まくってやばかった」と語り、「3年前の今日、披露した曲です」と、本編ラスト曲「No More Cry」を披露。鈴の音なども加えたクリスマスアレンジに、8号車は歓喜の声を上げたなか、一度舞台の幕が下りた。