Sexy Zone新シングルの“男前路線”が示すもの メンバー個人の魅力を重視か

 また、今回の販売形式からも新体制のスタンスが垣間みれるという。

「初回限定盤は複数形態でのリリースとなっており、メンバー各人のバージョンが用意されています。それぞれのソロ曲も収録されていることから、売上によって誰が一番人気があるのかが可視化されそうです。ある意味ではメンバーにとって厳しい部分もありますが、逆に言えばこういった施策の数々は、個人のタレント性を鍛えるのではないでしょうか。マリウスさんと松島さんも今、新ユニットで頑張っていますが、こちらの3人もまた切磋琢磨しあっている印象です。新体制には色々と不安な部分もありますが、5人が揃った時にはきっとパワーアップしたSexy Zoneの姿を見せてくれるはずなので、この作品はこの作品として楽しみたいですね」

 Sexy Zoneにとって、ある種の挑戦作ともいえそうな今回のシングル。彼らの新たな側面は、ファンやリスナーにどう受け止められるのだろうか。

(松下博夫)
※記事初出時、情報の一部に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。

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