Sexy Zoneマリウス葉、派生ユニット経験は何をもたらす? ファンサービスの変化に見る成長

メンバーの流動化を発表し、話題となっているSexy Zone。

 Sexy Zoneの派生ユニット、Sexy BoyzとSexy 松が出演するイベント『ガムシャラ Sexy 夏祭り!!』が、EXシアター六本木にて7月30日から開催されている。同イベントは、ジャニーズJr.の冠番組『ガムシャラ!』(テレビ朝日)との連動企画で、Jr.の人気メンバーによる企画のほか、Sexy Boyzらのパフォーマンスも披露され、8月10日まで全30公演を予定している。

 Sexy Zoneは、5月5日『Sexy Zone Concert Tour Sexy Second』の横浜アリーナ公演にて、マリウス葉を中心としたユニットSexy Boyzと、松島聡を中心としたユニットSexy 松の結成を発表。続く7月15日、東京・代々木第一体育館にて行ったイベント『新曲大発表会in代々木』では、7枚目のシングル「男 never give up」(9月17日発売)を佐藤勝利、中島健人、菊池風磨の3人だけでリリースし、今後はメンバーが流動化するグループとして活動することを宣言し、ファンの間で波紋を呼んでいた。

(参考:Sexy Zoneにマリウス&松島は必要だーー新体制を「間違っている」と考える理由

 同グループの動向に注目が集まる中、派生ユニットのパフォーマンスはどのように行われているのか。本稿ではまず、マリウス葉率いるSexy Boyzについて、ジャニーズに詳しい芸能ライターのジャニ子氏に話を聞いた。

「Sexy Boyzは、神宮寺勇太さんがちょっとヤンチャな不良キャラで、シンメトリーの岩橋玄樹さんは母性本能をくすぐる可愛いキャラ、そしてマリウスさんが中性的な天使キャラという感じで、それぞれがうまくキャラ立ちしているグループという印象です。マリウスさんの母親は元宝塚ということもあってか、彼はそういった少女マンガ的な世界観をよく理解していて、どのように動けばよりファンが萌えるのかを意識している感じがします。今回のSexy Boyzでは、シンメトリーの2人の関係を取り持つような立ち位置で、そのセクシーなやり取りをうまく見せることができているのではないでしょうか。ファンの願望を自然とキャッチアップする素質があり、それがステージにも活かされている感じがしますね」

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