ワンマンライブ『ONE-MAN SHOW~10年振り!!侍5人衆、歌舞伎町に現る!!~』レポート
PE'Zがワンマンで見せた“侍ジャズ”の最新形 10年ぶり歌舞伎町ライブをレポート
PE'Zが、7月13日に新宿BLAZEでのワンマンライブ『ONE-MAN SHOW~10年振り!!侍5人衆、歌舞伎町に現る!!~』を行った。
同企画は、新宿リキッドルーム(現在は恵比寿に移転)でデビュー当初に行っていたライブを10年の時を経て再現しようというもの。この日のチケットは早々にソールドアウトし、会場には大勢の観客が駆け付けた。また、当日はUstream配信チャンネル“INDEPENDENT LIVE MUSIC CHANNEL-kampsite”でもライブの模様が生放送され、ネット上でも多くの視聴者がこのライブを目撃した。
ライブは時代劇風のナレーションからスタート。「若手時代に数々のミュージシャンと音楽で斬り合ってきた」と語り、その体験が、彼らが“侍ジャズ”と呼ばれるようになったという経緯を明かした。そして、ナレーションが終わり、揃いのギンガムチェックシャツに身を包んだメンバーが登場。彼らは序盤から遠慮することなく「THE LEGEND」「1・2MAX」「HEY! JORDU!」など、テンポの速い楽曲を新旧織り交ぜて披露し、会場を盛り上げた。
また、この日が新宿で10年振りに行うワンマンライブだということもあり、メンバーは全員気合十分。その勢いが高ぶってか、Nirehara MasahiroがMCを何度も言い直す場面も。彼らがいかにこのライブに緊張感と熱量を持って取り組んでいるかというのが伝わってきたワンシーンだった。
中盤では、「GOAL! GOAL! GOAL!」や「SAMBA DE 恋して」などのダンサブルな楽曲を立て続けに演奏。「SAMBA DE 恋して」のサビでは、ヒイズミマサユ機が吹く笛の音に合わせ、観客が飛び跳ね踊る様子が散見された。