嵐・大野智の歌声が美しい“夏のアンセム”も 『誰も知らない』カップリング曲を分析

 「ミラクル・サマー」は作詞を「CONFUSION」「君が笑えるように」で知られるMacoto56、作曲はジャニーズファンにはお馴染みのChristofer Erixon・Joakim Bjornberg ・川口進という盤石の布陣で制作された曲。ストリングスやブラスのアレンジ、そしてメロディラインに至るまでまで徹頭徹尾「これぞジャニーズサウンド」という王道の楽曲だ。これからの季節が待ち遠しくなる、新たな夏のアンセムが完成。最後のサビ直前で「どこまでも君と」と歌う伸びやかな大野の歌声がとても美しい。

 以上、駆け足ではあるがカップリング3曲について紹介した。そのどれもが毛色の違うバラエティ豊かな収録曲。初回限定盤と通常版、両アイテムとも手にとって聴き比べてみたい。

(文=北濱信哉)

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