KinKi Kids堂本剛、“寂しい人の悩み”に共感「僕は寂しさで出来てますから」
続いて寄せられた20歳の女子大生からの悩みは「実家に帰ると、ついお母さんのお尻の匂いを嗅いでしまう。どうしたらいいですか?」というもの。この一風変わった質問に対し、堂本は「自分の意思を貫くというのは大事なことですが、お母さんは嫌がらないの?」など、親身になって彼女の悩みを聞いた。だが、その話が核心に迫るにつれて混乱してきた堂本は「僕、これずっと喋るの?」と番組スタッフに確認するなど、番組の体裁を気にするMC力を発揮した。この質問を解決に導くため、同番組では「相談者のお尻の匂いに近いもの」を用意。堂本はその匂いを実際に嗅がされて悶絶するも、「嗅いだつもりになって『あ、もう私嗅いだから大丈夫』ってなればいいんちゃう? タバコをやめる感じ」とアドバイスし、解決に導いた。
3つ目に寄せられた29歳の女性から悩みは、「父親と血が繋がっていないことを、自分は気付いているのに両親に隠されている」という重めのテーマ。パスポートを取得する際に気付いたという彼女から、追求すべきかそうでないかという相談が寄せられた。これに対し堂本は「僕やったら聞いてまうけどね。自分の方がメンタル的に上を行かなきゃいけないけど」と回答し、続けて「タイミングとか今とかじゃなくて、自然に聞けばいいと思う」と、相談者に親身になってアドバイスした。最後は「僕は奈良で生まれて、東京に来て何十年も生活した。生まれた町と育った街で生きて、仕事をしてきてる。そうするとどっちも否定できない。どっちもあって今の僕がいるし。あなたは多分、そういうところに差し掛かってるので、しっかりと話し合って欲しい」と、自分の中で近い体験になぞらえてアドバイスし、彼女の悩みを解決してみせた。
番組後半では、一人暮らしの寂しい男性の元へ番組が「ロンリーナイト盛り上げ隊」を派遣。サンバ隊がダンスで盛り上げたり、シャンパンを開けたりするものの、部屋が狭いことや、夜間で大きい音が出せないことがあり、グダグダな感じになってしまう。しかし、堂本が「音出されへんのやったらなんでサンバ隊を送るねん! 頭おかしいやろ!」と的確なツッコミを入れ、番組を大いに盛り上げた。
番組の最後には、明日のMCである関ジャニ∞の安田章大に電話。ゆっくり話す安田に対し、「寝起き? もうちょっと早く喋って、尺が足りない」とイジった堂本。
堂本が持ち前の安定したMC力で、ボケながらも締めるところは締め、少し変わった悩みや重い相談内容に答えた今回の放送。次回は安田が「都会になじめない人の悩み」を解決する予定だ。
(文=編集部)