シクラメン、7!!、渡 watary(from風味堂)…この春に聴きたい、珠玉の卒業ソング特集

 誰もが一度は経験する卒業。仲間と別れる寂しさや、新たなスタートへの不安を抱く、その卒業という季節に、背中を押してくれた思い出深い曲が誰にも一曲はあるのではないだろうか。今回は、この春に聴きたい卒業ソングと、印象深い卒業ソングを生み出したアーティストを特集してみた。

シクラメン

シクラメン

 まずは、3月19日にシングル『どんなに どんなに』をリリースする、シクラメン。2011年9月にシングル『僕の宝物』(市原隼人主演映画「DOG×POLICE~純白の絆~」主題歌)でメジャーデビューした、彼らの4枚目となる作品だ。自身を“三流ポップアーティスト”と称する彼らだが、振り絞るように力強く歌い上げる歌には、思わず心が揺さぶられるものがある。ストリングスの効いたドラマチックなサウンドに「真っ白なユニフォーム」、「グランドに響くボールの音」という歌詞が乗り、自分のこれまでの学校生活を思い起こす人も多いのではないだろうか。また、「学生必見」と銘打たれた本楽曲のリリックビデオもYoutubeで公開中。ファンが自ら作った動画もアップされていたり、彼らの歌が多くの人に広がっている。

[学生必見!!] シクラメン「どんなに どんなに」(リリックビデオ ver.)

7!!

 2組目は、今年、結成10周年を迎え、女子高生が選ぶ、次に流行るアーティストランキング「kurucore」で1位を獲得した、沖縄出身の男女4人組のバンド、7!!。そんな彼女たちの1月15日にリリースされた、シングル『この広い空の下で』は、まさに卒業をテーマに作られた楽曲となっている。ポップに振り切ったサビが印象的な「弱虫さん」や、一転して、ダイナミックなバンドサウンドを聞かせる「ラヴァーズ」など楽曲ごとに様々な色彩を放つ彼女たち。この「広い空の下で」は、NANAE(Vo)のボーカルを引き立たせた、切なくも暖かいサウンドアレンジが印象的なミディアムバラードとなっている。そんな彼女たちには新たなニュースも入っている。7!!の新曲が、木村カエラを排出した、tvk(テレビ神奈川)の音楽情報番組「sakusaku」の2014年度オープニングテーマに決定したのだ。この新曲は3月31日(月)よりオンエアされるとのこと。

7!! -この広い空の下で (Seven Oops - Kono Hiroi Sorano Shitade)short ver.

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