きゃりー『Sound Room』で前田敦子との親交明かす「あっちゃんはライブにも来てくれた」

 中居正広とリリー・フランキーがMCを務める音楽番組『Sound Room』(TBS)2014年2月24日放送回に、きゃりーぱみゅぱみゅとHYが出演した。

 まず登場したのはきゃりーぱみゅぱみゅ。同番組初登場となる彼女は、リリーとも初対面。リリーはきゃりーについて「日本がしょんぼりしてるときにきゃりーさんが登場してくれて、メイドインジャパンのカルチャーを紹介してくれて、いろいろな人種の人がきゃりーちゃんの歌を聴いてたりコスプレをしてたりするのは、すごく誇らしいこと」と、彼女の世界的な影響を誇らしげに語る。彼女が海外で活動する際は、日本の良さや、「きゃりーぱみゅぱみゅ」というアーティストを育てた原宿の文化が広まってくれたら、という思いで活動しているという。リリーも「“スキヤキ”以来じゃないかってくらい、“カワイイ”や“原宿”は世界の共通言語になってる」と語り、きゃりーの活動に対し賛辞を贈った。

 中居がきゃりーの私生活について知るべく「今日は何時に起きました?」と訊くと、「2時くらいに起きました。今日は11時間くらい寝ました。恥ずかしい」と笑ったきゃりー。驚く中居に「でも俺もそんな感じだから、シンパシーは感じる」とリリーも同意。自身を友達が二人くらいしか居なく、社交性が低いと語ったきゃりーに対し、リリーは「いや、信用できますよ。『私友達多いんだよね』って女信用できないもん」と、自身の女性観を話した。またもやリリーはきゃりーにシンパシーを感じている様子だ。「AKB48の子達とか、友達になったりしないの?」と尋ねた中居に「AKBの子達はすごく優しいので、裏でも話しかけてくれたりします。あっちゃん(前田敦子)はライブにも来てくれたり」と、アイドル間の交遊関係を語るきゃりー。それでもご飯は行ったことがないというきゃりーは「私性格が悪いのかも知れないですけど、約束してるとめんどくさくなっちゃう」のだという。約束が向いていないというきゃりーにリリーはまた「俺も約束大嫌い」と同意。どうやら二人は少し似たところがあるようだ。

 「仕事を一日中して帰って寝るだけの生活をしてると“私ってなんなんだろう”ってなっちゃう」というきゃりーに中居は「それ気付くの早いよ」と指摘。お酒を飲んでいるときに“きゃりーちゃん頑張ってるよね”と言われると泣いてしまうというきゃりー。リリーは「それ大分溜まってますよ」と心配そうな様子。休みの日は自然を見に行くのが好きだというきゃりーは、その中でガス抜きをしているようだ。

 初めてリアリティーのある楽曲に挑戦したという、新曲『ゆめのはじまりんりん』は、「卒業」をテーマにした楽曲。実際にMVなどで使用した衣装も、学生服をモチーフにしたそうだ。「これを高校に着ていったら、入れてくれないよね」とリリーが首を傾げると、スタジオは笑いに包まれた。その後、きゃりーの口から高校時代の思い出が語られる。モデルの仕事を学業と兼任した彼女は、髪の色も金髪にしていたのだが、卒業式の際、ウィッグをかぶることも禁止され、黒染めをするように言われたという。しかし職員室で号泣していたきゃりーに、学年主任の先生がウイッグで卒業することを許可してくれ、「そのかわりビッグになりなさい」と言われたというエピソードを告白。きゃりーは「本当に感謝してるんです」と少し目を潤ませながら語った。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる