dip、新アルバム『neue welt』が完成 豊田利晃監督『クローズEXPLODE』挿入歌も
当サイトのザ・スミス特集【ザ・スミスの後継者はなぜ生まれない? 伝説的UKバンドの「特異な音楽性」に迫る】にも登場した、ヤマジカズヒデ(Vo,G)が率いるオルタナティブ・ギターロック・バンドのdip。その濃密なギターサウンドが世界的に評価されている彼らが、4月2日に新アルバム『neue welt』をリリースすることが決定した。
タイトルの「neue welt」は、新世界を意味するドイツ語。ヤマジカズヒデは、昨年11月に以前から関心のあったベルリンを訪れ、東西に分断されていた街の歴史を実感し、作品に反映させているとのこと。豊田利晃監督の最新作となる4月12日公開の映画『クローズEXPLODE』劇中挿入曲「HASTY」「melmo」「It’s late(新録音)」を含む13曲を収録している。
本作に再録され『クローズEXPLODE』の挿入歌になる「HASTY」は、前作『HOWL』のリード・トラックとして豊田監督がMVを制作、俳優の板尾創路が熱唱する映像が話題になった。
また、今回現メンバーで新録した「it'slate」(『funmachine』収録)「melmo」(『feu follet』収録)は、映画の中でdipの演奏シーンがあるとのこと。
今年、結成23年になるdipは、本作でどんな「新世界」を見せてくれるのだろうか。
(文=編集部)
■リリース情報
『neue welt』
発売:4月2日(水)
定価:¥2,500(税抜き)
〈収録予定曲※曲順未定〉
I cicle men
blinking sun
neurotic mole
melmo *
it's late *
neue
purge
fire walks with me
final song
you are
moerph
HASTY *
Hal
*映画「クローズEXPLODE」劇中挿入曲