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大谷翔平のすごさがもっとわかる、MLBのテクノロジー「スタットキャスト」とは?

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 今シーズンから米メジャーリーグに挑戦している二刀流・大谷翔平の勢いが止まらない。投げては日本時間9日のアスレチックス戦で7回一死までパーフェクトピッチングを続け、7回1安打無失点12奪三振ーー現在まで2戦2勝、防御率2.08、18奪三振とエース級の活躍。打っては現在まで、3試合連続本塁打を含み、4試合で打率.389、本塁打3本、打点7と、こちらもルーキーとして驚くべき成績を残している。オープン戦の不調から、大谷の二刀流に懐疑的だった米メディアも今や賞賛の嵐で、日本時間本日10日には、メジャーの週間MVPに輝いた。

 イチローがメジャーリーグの過去の記録を現在進行形で掘り起こしているように、大谷の活躍にも、伝説級の記録がついて回る。4月10日付のサンケイスポーツのまとめによれば、同一シーズンで3戦連続本塁打に加えて2桁奪三振をマークしたのは、1916年のベーブ・ルース、73年のケン・ブレット以来の3人目。3連続本塁打を記録した選手が投手として2勝を挙げたのは、やはり1921年のベーブルース以来、2人目の快挙だという。このように、細かな記録がすぐに浮上してくるのも、メジャーリーグの面白いところだ。

 一方で、スタジアムで起こったプレイをすべてリアルタイムで細かく分析し、選手の身体能力やプレイ精度の高さを数値として解析するテクノロジーが、メジャーにはある。2015年から全チームのホーム球場に導入されている「スタットキャスト」というシステムだ。

MLB.TV「Getting to know Statcast」

 「スタットキャスト」は精度の高い目標情報を得るための軍事技術・追尾レーダーや対象を複数の方向から捉えるステレオカメラなどのテクノロジーを利用し、球場で起こっているあらゆることをリアルタイムでトラッキングする技術だ。

 打球の速度や飛距離、ピッチャーが投じたボールの球速や回転数はもちろん、守備選手の移動ルートや送球の精度から、走者が次の塁に至るまでのスピードや歩数まで、全ての情報を取得し、テレビ視聴者に対して即座に、そのプレイのすごさを伝えることができる。当然、そのデータは各チームが強化戦略を練る上でも重要なものになっている。これまでは指導者が経験的に理解してきた投球や打撃のポイントも、数値化して分析することが可能になったからだ。

      

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