>  >  > 『鋼の錬金術師』映画化のポイントは?

山田涼介主演『鋼の錬金術師』は世界的な“漫画原作映画”となるか? アクション×CGの融合への期待

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
realsound_jump9th.jpg(C)タナカケンイチ

 Hey! Say! JUMPの山田涼介が、人気漫画『鋼の錬金術師』の実写映画にて主人公のエドワード・エルリック役を務めることが発表され、大きな話題となっている。原作の『鋼の錬金術師』(荒川弘)は、2001年から2010年まで『月刊少年ガンガン』にて連載された作品で、コミックスの世界累計発行部数は7000万部以上という驚異的な数字を記録している。

 ファンの多い作品だけに大きなヒットが見込めるプロジェクトだが、その分、評価の目は厳しくなりそうだ。実際、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役に本田翼、主人公兄弟の良き理解者ロイ・マスタング役にディーン・フジオカ、兄弟に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)・ラスト役に松雪泰子といったオール日本人の配役に対し、SNSでは「豪華なメンツだけど西洋的な世界観に合うのか心配」「単なる“アイドル映画”になってしまうのでは」との声も見られる。また、ファンタジー大作を映画化することに対し、昨年公開されて酷評の憂き目を見た映画版『進撃の巨人』を引き合いに出し、そのクオリティーを疑問視する向きもある。

 一方で、好意的な声も少なくない。まず、主演を山田涼介が務めることへの期待だ。山田はこれまで、ジャニーズ俳優の中でも注目の新人が主演を務めるドラマ『金田一少年の事件簿』シリーズ(日本テレビ)にて金田一一を演じたほか、『暗殺教室』(2015年)の主人公・潮田渚を務めるなど、漫画原作作品の主役としてのスタンスを築いてきた。伊坂幸太郎の同名小説を原作とした映画『グラスホッパー』では、ナイフ使いの殺し屋“蝉”を、眉目秀麗な顔立ちとはギャップのある冷酷な芝居と俊敏なアクションで演じきり、役者として新境地を切り拓いたのも記憶に新しい。ジャニーズ楽曲の作詞を手がけるzopp氏は、その演技を「美しい人間が、返り血を浴びながら人を殺していくシーンは、逆に恐怖感を助長していた」と評している。(参考:生田斗真、山田涼介が見せつけたジャニーズの実力ーー作詞家zoppが『グラスホッパー』を読み解く)その美しいルックスに加え、高い演技力とアクション性で、浮世離れした役柄も自分のものにできるのが、山田の役者としての強みといえよう。

 嵐の二宮和也やV6の岡田准一らの活躍によって、ジャニーズ俳優の演技に対する評価が高まる中、山田が次の俳優路線のメンバーとして大きな期待を背負っているのは明らかだ。今回、山田はアクションシーンが見どころとなる本作に挑むことについて、「できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています。CGなどの技術の発達がある今この時代だからこそ、実現できる。原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と、強い熱意を述べている。中性的なルックスは、金髪でロングヘアーのエドワード・エルリックにマッチしそうだが、それ以上に山田のストイックな側面が、キャラクターの魅力を引き出してくれるのではないか。

      

「山田涼介主演『鋼の錬金術師』は世界的な“漫画原作映画”となるか? アクション×CGの融合への期待」のページです。の最新ニュースで映画をもっと楽しく!「リアルサウンド 映画部」は、映画・ドラマ情報とレビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版