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昭和天皇を演じた本木雅弘に樹木希林がコメント「もっと親しみやすい笑顔を見せたらよかった」

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 公開中の『日本のいちばん長い日』にて昭和天皇を演じた本木雅弘のインタビューが14日、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)にて放送された。本木はインタビューの中で、義理の母にあたる樹木希林から演技について辛口のコメントをされたことも明かした。

 昭和天皇が戦争終結を告げる”玉音放送”までの日々を描いた同作。本木は演じるにあたって「やはり昭和天皇をはじめとして、歴代の天皇たちの宿命、役割を漂わせることを意識していた」という。

 撮影中のエピソードとして、玉音放送の全文を声を出して練習していたら、雲が晴れて虹が出たというエピソードを話した。本木は、”昭和天皇が訪米し、ホワイトハウスの前でスピーチした際に、曇り空が割れて光が差した。記者たちはその光景を見て、やはり太陽の子孫だと感動した”という話を本で読んだことがあり、「玉音放送の言霊が天に届いて虹を見せたんだと、ひとり興奮して帰った」という。この音声は、15日より映画の公式ホームページにて公開される。

 樹木希林も完成披露試写会で同作を鑑賞したといい、本木によると「(樹木は)いつも神出鬼没で、ぜんぜん知らなかった」そうだ。鑑賞後には「昭和天皇はとてもユーモアがある人。(本木も)親近感のあるチャーミングな笑顔を見せたらよかったんじゃないかな」と話したという。本木の息子は「(鈴木貫太郎首相を演じた)山崎努さんのすごさがよくわかる」とコメント。自分はどうだったかと問うと「うん、よかったよ。やわからかい感じもして」と”上から目線”の感想が返ってきたそうだ。

 ここで、カメラはスタジオへ。本木に取材した大下容子アナウンサーは、「本木さんとお話して感じたのは、アクターなんだけど、アーティストなんだなと。芸術性をものすごく感じる」「難しい役を掴む感性をお持ちなんだなと」と本木の印象を述べた。

 実際に昭和天皇に取材した経験を持つ、前高知県知事で元NHK職員の橋本大二郎は「素敵な演技だったと思いますが、樹木希林さんが言われたように、自然の笑顔が作れたらそれに越したことはなかった。昭和天皇は、歴史の修羅場をくぐり抜けてきたのに、無邪気な笑顔が出せる方。それを演技でするのは難しいだろうなとも思いました」とコメントした。

 デーブ・スペクターは、同作はそれぞれの役が難しく、なかでも昭和天皇の若いころを演じるのは大変だっただろうと本木をねぎらった。そして「ただ本木さん、代官山でよく見かけるから、ちょっとギャップがあるんですけど」とデーブにしかわからない印象を述べたうえで、「すばらしかったです。抑制していて、記憶に残る名演技だったと思います」と評した。

 終戦記念日を迎え、同作と本木の演技に対する注目度はさらに高まりそうだ。

(文=岩倉マコ)

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