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22/7、クリスマスイベントで見せた“どこへも行ける気がした11人”の成長

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 秋元康氏がアニプレックス、ソニー・ミュージックレコーズとタッグを組み、総合プロデュースするデジタル声優アイドル、22/7(ナナブンノニジュウニ)の『22/7 Special Christmas Event』が12月24日に開催された。

 12月24日はクリスマス・イブであり、さらに同グループの結成記念日。そんなメモリアルなライブは、100名の招待枠に対し多数の応募が殺到し、選ばれたファンのみがイベントに加え、彼女たちの初となる握手会を楽しんでいた。

 22/7は2016年の12月24日に結成され、翌年4月からはラジオ番組『22/7(ナナブンノニジュウニ)割り切れないラジオ』(文化放送)がスタートし、初のイベントとなる『朗読劇』も開催。5月には各キャラクターの配役も決定し、7月には初ライブイベント、9月にメジャーデビューと、着実に、かつ順調にキャリアを積み重ねてきた。

 この日のイベントは、そんな2017年を総括するような内容に。まずは、これまで週に2度、彼女たちの活動基盤の一つであるSHOWROOMで行ってきた『朗読SHOWROOM』の出張版がスタート。毎回世界の名作文学を朗読してきたが、今回は宮沢賢治、夢野久作、小川未明などバラエティに富んだ世界観の物語を読み上げていた。

 筆者が訪れた第二部では、海乃るりが夢野久作「微笑」を、白沢かなえ・武田愛奈・花川芽衣・宮瀬玲奈が宮沢賢治「よだかの星」を、天城サリーが夢野久作「二人の男と荷車曳き」をそれぞれ朗読。海乃は明るい展開からシリアスに、狂気的に移り変わる主人公を上手く演じてみせ、「よだかの星」では白沢が声色の強い鷹の役を、武田がひ弱なよだかを、宮瀬が素朴なカワウソを、花川が温かみのあるナレーションを繰り広げ、天城はコミカルな「二人の男と荷車曳き」を軽やかなテンポで読み上げた。

 後半のライブパートでは、激しいダンスの「地下鉄抵抗主義」、デビュー曲「僕は存在していなかった」を8人で披露。ライブパフォーマンスは、9月に見たサンシャイン広場でのイベントから、動きのキレや歌声の成長も見られた。


 MCでは各自がオーディションの思い出を振り返ったり、天城は初回に2人しか訪れなかったSHOWROOMが、今では海外からのアクセスもあることを明るく話してみせる(実際、この日も海外から訪れたファンがいた)。その後はファンが涼花萌、高辻麗、武田を呼び込み、全員曲「11人が集まった理由」を披露した。

 イベントの最後には、『22/7 OFFICIAL BLOG』が12月25日正午からスタートすることが発表されるなど、新展開も明らかに。終演後に配られたスペシャルフライヤーでは、堀口悠紀子描き下ろしによる、22/7キャラクターたちのSDイラストが初公開となった。

 すでに発表されているアニメ化も含め、まだまだ彼女たちにはこちらも予想だにしない、驚きの展開が待っているに違いない。「11人が集まった理由」の言葉を借りるなら、<どこへも行ける気がした11人>は、声優アイドルとして様々な枠を飛び越え、ファンにまだ見ぬ景色を次々と見せてくれるはずだ。

(取材・文=中村拓海)

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