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『TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017』特集第4弾

気鋭のクリエイターは音楽の未来どう変える? 真鍋大度、MIKIKOら登壇イベントへの期待

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 スペースシャワーTV主催の音楽とカルチャーの祭典『TOKYO MUSIC ODYSSEY』の一環として、3月4日から6日まで渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて『SHIBUYA POP UP STUDIO』が開催される。“音楽と都市の未来”をテーマに掲げた同イベントでは、ミュージシャンやクリエイターによるトークセッションや、ランニングイベント『~渋谷を走ろう!TMOラン!~』、ワークショップ『おとなもこども楽しめる!未来の演奏体験 by KAGURA』、キッズイベント『スペシャキッズミーティング~音と木のおもちゃで遊ぼう~』が行われる。

 音楽を軸にしながらも、それを取り囲むカルチャーに焦点を当てた『SHIBUYA POP UP STUDIO』は、コアな音楽ファンだけではなく、大人から子供まで誰もが楽しめる内容になっている。中でも特に注目したいのはトークセッションだ。登壇するのは、メディアアーティスト真鍋大度、演出振付家MIKIKO、Zeebra、オカモトレイジ(OKAMOTO’S)、映像作家dutch_tokyo(山田健人/yahyel)の5名。ここでは、各人の活躍やシーンでの立ち位置について振り返ってみたい。

 まず、“チームPerfume”としても活躍する真鍋大度とMIKIKOは、3月4日開催の『クリエイティブ × 2020 ~世界を魅了する、メイドインジャパンのクリエイション~』に登壇。Rhizomatiks Research主宰の真鍋大度は、新しいテクノロジー表現を開拓してきた立役者。彼が演出を手がけるPerfumeのライブは、日本はもちろん世界でも高く評価されており、2015年に出演した『SXSW』は大きな話題を集めた。またサカナクションやビョークともコラボしており、ドローンや3DCG、プロジェクションマッピング、AR(拡張現実)などを駆使した美しく革新的な演出は、まさに“視覚でも楽しめる音楽”を体現したもの。これからのライブやエンターテインメントを未来を担う存在である。

 一方MIKIKOは、PerfumeやBABYMETAL、星野源の振り付けを担当。自身もダンスカンパニーELEVENPLAYを率いて作品を発表し、国際的な芸術祭に出演するなど国内外をダンスで魅了している。MIKIKOの振り付けは決して簡単ではないが、歌詞を視覚化する効果があり、たとえ言葉の通じない海外でのライブにおいても、音楽を通してコミュニケーションをとることができる。ふたりは2016年夏の『リオオリンピック閉会式』の閉会式『フラッグハンドオーバーセレモニー』にも携わっており、日本が世界に誇るクリエイターであることは間違いない。トークセッションでは、おそらく2020年の東京オリンピックにも話が及ぶだろう。長きにわたりタッグを組んできた真鍋大度とMIKIKOのトークからは、テクノロジーと身体表現のコラボレーションが招く新しい未来の話を聞けることを期待したい。

 また同じく3月4日開催の『音楽 × 東京 ~クロスオーバーするTOKYOカルチャー~』には、Zeebraとオカモトレイジが登場。ZeebraはTV番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)オーガナイズとメインMC、また「クラブとクラブカルチャーを守る会」を立ち上げ、「渋谷区観光大使ナイトアンバサダー」の会長を務める。2016年秋、渋谷の各地にサイファーが現れ、通行人を巻き込んだパフォーマンスが話題になったが、その渦中にいたひとりがZeebraだ。日本語ラップだけではなく、クラブカルチャーやナイトカルチャー、そして東京の街での遊び方を、若者を中心に世間に広く伝えてきた。

 また、オカモトレイジは東京・世田谷出身で、ファッション雑誌『GINZA』『Ollie』に登場、映画好きとしても知られており、幅広いカルチャーに興味を持って貪欲に行動しているアーティストだ。東京に生まれ育ち、中学の同級生でバンドを結成。その後10代のうちにOKAMOTO’Sとして『SXSW』に出演し、海外でのツアー経験も豊富な彼は、東京の街とそこから派生するカルチャーをどう見るのだろうか。ヒップホップアーティストとロックバンドというスタイルの違いはあれど、Zeebraもオカモトレイジも、東京と関わりの深いアーティストである。それぞれの立場から、街の空気や、そこに集まる人々の熱をどう感じているのか、興味深い話が聞けそうだ。

     
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