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back numberなぜ”恋愛”を歌う? 『SONGS』出演から紐解く、リアルの追求と絆の“熱さ”

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 いまや「第13回音楽ファン2万人が選ぶ好きなアーティストランキング2016」の世代別TOP10では10代部門で嵐に次いで第2位を獲得するなど、若い世代から圧倒的な人気を誇るback number。(参考:第13回 音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”2016)昨日1月5日に放送された『SONGS「back number~共感を呼ぶリアルソング~」』(NHK総合)は、そんな彼らの魅力と素顔を存分に映したものとなった。

 番組ではback numberのファンだという高橋みなみが、彼らの曲を通じて「恋愛を疑似体験していた」と語り、藤田ニコルは「自分がつらい時、寄り添ってくれる曲が絶対ある」と話していたように、彼らの曲はリアルな恋愛を歌ったものばかりだからこそ、10代や20代の心を掴んでいるのだろう。清水依与吏(Vo. / Gt.)は番組で、「人生で一番うまくいかないことだから」恋愛について歌うのだと話した。清水は「違和感があるなぁということはやらない」と、とことんリアルさを追求する様子を見せ、心に刺さる歌詞を生むために全てをさらけ出す清水の姿に感銘を受けた。また、「歌わなきゃ、あぁ歌いたいなぁと思う瞬間がある」と番組内で清水は度々口にしていることから、誰かに言われて書くのではなく、自分の中から自然と溢れる言葉だからこそ共感を呼ぶのだろうとも感じた。

 また今でこそ輝かしい人気を誇る彼らだが、アマチュア時代には地元の音楽コンテスト「ROCKERS」で第2位に終わったこともある、と番組では当時の悔しい思いから代表曲のひとつ「青い春」ができたことも明らかにした。さらに栗原寿(Dr.)が仕事帰りに、地元・群馬の楽器屋の一角でドラムを朝まで録音したエピソードなども語られ、清水だけでなく栗原や小島和也(Ba. / Cho.)が踏ん張り、努力してきたからこそ今のback numberの姿があることを強く感じた。彼らの熱さの理由は清水の書く生々しい歌詞に加え、3人で乗り越えてきた下積み時代があるからだと改めて気付かされた。

 最新曲「ハッピーエンド」では<次の言葉はどこかとポケットを探しても 見つかるのはあなたを好きな私だけ>と女性目線での別れを、これまで以上に生々しく心をえぐる言葉で描いている。同曲について番組で、「最初の頃の自分ではできなかった表現、書けなかった失恋の歌が書けた」と話した清水。これまでの表現から1歩先へと踏み出した彼らは、2017年も歌わずにはいられない思いを、3人で熱く奏でていくことだろう。

(文=村上夏菜)

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