Sexy ZoneとKis-My-Ft2、デビュー5周年迎えた2つのグループの歩み

 Sexy Zoneが、2016年11月16日にデビュー5周年を迎える。当日は、5周年記念ベストアルバム『Sexy Zone 5th Anniversary Best』をリリースすることも決定し、収録内容も随時発表され始めている。

 そして同じく、今年の8月10日にデビュー5周年を迎えたのがKis-My-Ft2。6月に5thアルバム『I SCREAM』をリリースし、7月1日から8月14日にかけて11公演のドームツアー『Kis-My-Ft2 CONCERT TOUR 2016 I SCREAM』を開催した。

 デビューから5年という節目を迎えた2つのグループ。それぞれの歩みを改めて振り返ってみたい。

Sexy Zone

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(C)タナカケンイチ

 Sexy Zoneは、2011年に結成しておよそ3年後に、メンバー間で様々な変動が起きた。2014年5月5日に開催した『Sexy Zone Concert Tour Sexy Second』の横浜アリーナ公演で、Sexy Zoneの弟分ユニットとして、メンバーの松島聡が所属する「Sexy 松」、マリウス葉が参加する「Sexy Boyz」を結成することを発表。そして、同年の10月1日には7thシングル『男 never give up』を中島健人、菊池風磨、佐藤勝利の3人編成でリリース。8月2日放送の『音楽の日』(TBS)には3人で出演し、楽曲を披露する姿があった。

 その後、Sexy Zoneは、2015年12月16日にリリースした10thシングル『カラフル Eyes』を機にメンバー5人が再び揃い、弟分ユニットSexy 松、Sexy Boyzが事実上の解散となった。松島が雑誌『QLAP!』2016年11月号にて、同作の発表会見時の心境を「自分としてはかなり厳しい壁にもぶつかって。それを乗り越えられたのは、本当にファンのおかげ。『カラフル Eyes』のイベントで、5人でステージに出た時の歓声、空気感、今でもすぐに思い出せる」と明かしていた。また、同誌の「デビュー5周年について」のコーナーでは菊池が「デビュー当時を振り返ると、もがいてたな、オレ。納得できないことばかりで、個人的なこともグループのことも、自分がやることすべてが悪い方にしか転ばなくて。(中略)でも苦しかったけど、それはそれで良かったと思う。だってあのとき悩んでなかったら、今の自分はいないから。いろいろあったオレらだし、ファンの人へは感謝しかない」と語っており、困難を乗り越えてひとりひとりが成長し、メンバーとファンの強い絆が生まれたようだ。

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