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嵐 松本、KAT-TUN、A.B.C-Z 河合…「影のプロデューサー」としてコンサートを支える手腕と方向性

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 ドームやアリーナなどの広大な空間を満員のファンが埋め尽くすジャニーズのコンサート。これだけ大規模なコンサートを行なうアーティストは、日本の中でも類を見ない。何万人のスタッフが関わってコンサートを作り上げており、その中にはもちろん演出家もいる。しかし、メンバーが演出を手掛けていることも少なくない。今回は「影のプロデューサー」としてコンサートの演出を手掛けるジャニーズメンバーに注目し、メンバーだからこそできる演出について考えてみたいと思う。

嵐 松本潤

realsound-arashith_.jpg(C)タナカケンイチ

 演出を担当しているメンバーの代表といえば、嵐の松本潤だろう。今やジャニーズのコンサートに欠かせない、メインステージが動く「ムービングステージ」や、MCなしでひたすら歌を披露する構成を考えたのも松本だ。アイデアマン・松本が手掛ける嵐のコンサートは、毎回趣向を凝らした演出が魅力のひとつとなっている。2012年の『ARASHI LIVE TOUR Popcorn』では気球に乗って2階席に近づき、2014年の『ARASHI BLAST in Hawaii』ではヘリコプターで登場、2015年の『ARASHI BLAST in Miyagi』では5人全員が釣られたままスタンド席に移動する「3Dフライング」を披露するなど、会場の空間全体を使う演出が多い。そこには、「ファンとふれあいたい」という思いが見える。その証拠に、松本はファンに振り付けを覚えさせたり、ファンが持っているペンライトを自動化したりするなど、ファンも参加できる演出を積極的に取り入れているのだ。国民的アイドルだからこそ、ファンと直接ふれあうことができる数少ない機会を大切にするため、ファンとの距離を縮める演出を取り入れているのかもしれない。

KAT-TUN

 ジャニーズグループの中でも、コンサート会場の使い方が上手いと評判のKAT-TUN。そのコンサート演出は特定のメンバー一人ではなく、全員で作り上げているのだ。以前、『シューイチ』(日本テレビ系)で、『COUNTDOWN LIVE TOUR 2013 KAT-TUN』の打ち合わせの様子が放送されたが、メンバー全員がコンセプトや企画から意見を出し合っていた。「色々あったから、包み隠さずにファンの皆さんと全部を共有しよう」という中丸雄一のコメントも放送され、ファンのことを第一に考えていることが分かる。充電期間に入る直前の『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!”』でも、コンサートグッズの目覚まし時計のアラームボイスをファンの前で録音したり、過剰にコールアンドレスポンスを煽ったり、ファンとの一体感を大切にしてることが伝わる演出があった。「ファンのために」という思いは嵐と共通するが、「度重なるメンバーの脱退があっても付いてきてくれたファンのために」という思いは、KAT-TUNだからこそ。もはやファンもKAT-TUNの一部という認識なのかもしれない。

      

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