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モーニング娘。’16「泡沫サタデーナイト!」は、「LOVEマシーン」の再来となるか!?

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 モーニング娘。’16が、5月11日にリリースする61枚目のトリプルA面シングル『泡沫サタデーナイト!/The Vision/Tokyoという片隅』より、「泡沫サタデーナイト!」のMVを先日公開した。

モーニング娘。’16『泡沫サタデーナイト!』(Morning Musume。’16[Ephemeral Saturday Night]) (Promotion Edit)

 「泡沫サタデーナイト!」は、津野米咲(赤い公園)による提供曲。つんく♂以外が制作した楽曲がシングルの1曲目となるのは、今作が初めてのこと。この曲の一番の特徴は何と言っても昨今のモーニング娘。’16のシングル曲とは趣向の異なる、図抜けたポップソングとしての明るさだ。

 津野は、4月20日放送のラジオ番組『ゆうがたパラダイス』(NHK-FM)にパーソナリティとして出演した際、楽曲制作について「(この曲は)ファンク、ソウルっぽかったりしますけれども、デモの段階ではAメロはスカだったんですね。この曲をモーニング娘。’16さんが歌うことになって、言わば私はよそ者らしいことを書きたいなって。モーニング娘。’16を聴いたことのない人にとっての入り口になればいいなと思いました」とコメントしていた。50枚目のシングル曲「The 摩天楼ショー」や、59枚目のシングル曲「スカッとMy Heart」もファンク&ソウル色の強い楽曲であったが、今回の「泡沫サタデーナイト!」のような飛び抜けて明るいディスコソングではなかった。誤解を恐れずに言えば、「泡沫サタデーナイト!」は「LOVEマシーン」にも匹敵するほどのキャッチーさを兼ね備えた楽曲だ。最近のグループの楽曲の中では、誰でも簡単に覚えることができそうな親しみやすい振りと右手でLの字を描く仕草も「LOVEマシーン」を彷彿とさせる。

 さらに1番サビを佐藤優樹、大サビを小田さくらといった“歌唱メン”と呼ばれるメンバーが歌い上げているが、2番サビ、そしてこの曲の特徴的なCメロパートを担当するのが、この曲を持ってグループを卒業する鈴木香音。津野は先述のラジオで「彼女の笑顔には何度も救われていますし、『難しく考えてんじゃねぇよ』って言われてる気分になるんですよね。そういう思いも曲にしたためられたらいいなと思って作り上げた曲」と同曲に込めた鈴木への思いについても語っていた。その証拠にMVのCメロでは鈴木の<ハーイ! そこの兄ちゃん姉ちゃん! よってらっしゃいみてらっしゃい! ねぇ、知ってた? この曲、あと58秒で終わっちゃうんだって!>というセリフの後に、画面の左上に曲の終わりまでのカウントが始まるという、グループの中でもムードメーカーである鈴木のキャラクターが生かされた、ユーモラスな演出が施されている。

 また、映像に度々現れる「サタデーナイト!」「踊りたい!」などの煌びやかなフォントによるキャッチも印象的だ。このキャッチをジャニーズなどの画像、動画と合成した“泡沫コラ”が、SNS上で現在流行している。Hey! Say! JUMP「ウィークエンダー」、嵐「ワイルド アット ハート」などジャニーズグループにも数多くのディスコ調の楽曲があるが、SMAP「Joy!!」の作詞、作曲を手掛けたのも津野であることが、同曲とジャニーズ楽曲の高い親和性を物語っている。

 リリース前にしてハロプロファン以外にも届きつつある「泡沫サタデーナイト!」。「LOVEマシーン」の再来となり、モーニング娘。’16をさらなる高みへと押し上げるのか。

(文=渡辺彰浩)

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