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AL『心の中の色紙』インタビュー

AL、メンバー全員インタビュー!「ALの音楽を鳴らすためには、この4人がベストだと思った」

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 小山田壮平(Vo、G)、長澤知之(Vo、G)、藤原寛(B、Cho)、後藤大樹(Dr、Cho)の4人で本格的に音楽活動をはじめたALが、4月13日に全13曲収録のファーストアルバム『心の中の色紙』をリリースする。今回リアルサウンドではメンバー全員を迎え、初インタビューを敢行。それぞれの出会いから現体制に至るまでの経緯を中心に話を訊いた。インタビュアーは、各人のこれまでの音楽活動はもちろん、小山田・長澤が2011年にALとして初ライブを行った頃より彼らの活動を見守ってきた宇野維正氏。【記事最後に非売品読者プレゼントあり】(編集部)

「壮平のことを初めて認識したのは、共通の友人を通じて」(長澤)

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――このインタビューの露出はファーストアルバム『心の中の色紙』がリリースされる直前を予定しているのですが、実は取材をしているタイミングではこれが初インタビューということになるんですよね?

長澤知之(Vo、Gt):そうなんですよ(笑)。

――ALのライブは長澤くんと小山田くんが二人でやっていた時期から、ほぼ全部見てきていて。まぁ、それだけ期待値も上がりきっていたんですけど、完成したアルバムをいち早く聴かせてもらって、その期待を大きく超えてきてびっくりしているところです。

小山田壮平(Vo、Gt):よしっ!

長澤:アハハハハハ!

――で、今日は藤原くん、後藤くんも含めてメンバー4人全員に揃ってもらっているわけですけど、なにしろこれまでメディアに出ることもなかったので、読者の中にはこのALというバンドがどういう経緯で始まって、どういう経緯でバンドになって今に至るのか、よく知らない人もたくさんいると思うんですよ。なので、まずは長澤くんと小山田くんが出会ったところから、時代を遡って丁寧に訊いていきたいと思っていて。

藤原寛(Ba、Cho):了解です。

後藤大樹(Dr、Cho):全然問題ないです(笑)。

――長澤くんのデビューが2006年、andymoriのデビューが2008年と、ほぼ同期デビューなわけですけど、実はもうその頃から二人は知り合いだったんですよね。

長澤:壮平のことを初めて認識したのは、共通の友人のSを通じてで。デビュー前にやってたバンドのメンバーなんですけど。

小山田:まだ地元(福岡)にいた頃、夏祭りのテーマソングに応募したことがあるんですよ。中州で弾き語りをしてたら、応募しないかって声をかけられて。で、その同じコンテストに当時Sのやってたバンドも出てて、その時に知り合って。

――そのSって人が重要人物だというのはわかってきました(笑)。

小山田:で、大学に入るために上京したら、Sから電話がかかってきたんです。確か、「俺はデヴィッド・ボウイのようなロックスターになる。そのために東京に行くから、しばらく家に泊めてくれ」と。それでウチに居候するようになった彼が、「音楽をやってる友達がいるんだ」って聴かせてくれたのが、知之の曲で。それからもう、知之の音楽がずっと大好きで。

――その時点で、長澤くんはデビューしてたの?

小山田:デビューする前。で、しばらくしてデビューするって聞いて、最初のインディーズ盤(2005年9月にリリースされた『長澤知之』)を聴いて……本当になんていうか……心酔して。

長澤:当時、四谷天窓でライブをやった時に来てくれたんですよ。Sの友達だって聞いても、壮平の事は知らない人だったから最初は遠ざけてたんですけど(笑)。でも、それからしばらく経って、大阪のイベントで一緒になって。

小山田:ミナミホイールだった。

――あ、じゃあ、その時にはもうandymoriで?

長澤:そう。もう壮平はバンドをやってて、それで楽屋にandymoriの3人が来てくれて、そこで初めてちゃんと話をして、その時にCD(2008年10月にリリースされた『アンディとロックとベンガルトラとウィスキー』)もくれたんですけど、それ見て「悪いジャケットだな」って。

――悪いジャケット!?

長澤:自分の好きなデザインじゃなかったんですよ。で、聴かないで、ずっとほったらかしにしてた。

――ひどい(笑)。でも、ミュージシャン同士では実はよくある話ですよね(笑)。

長澤:でも、しばらくしてから、ふと聴いてみたんですよ。そしたら、「おっ、いいな!」って思って。andymoriのライブのスケジュールを調べて、下北沢のBasement Barまでライブを見に行ったんだけど、もう全部終わってて。

――ダメですね(笑)。

長澤:でも、中に入ったらちょうど壮平がカウンターのところに出てきてて。

小山田:「おぉ! 長澤ちゃんやん!」って(笑)。

長澤:そこからですね。一緒に飲みに行ったりするようになったのは。

――っていうことは、デビューの年のミナミホイールの時点で、藤原くんも後藤くんも長澤くんには会ってるんですね。

藤原:そうですね。

後藤:会ってはいますね。その頃は、まだあんまり話したりはしてなかったけど。

――そう考えると、今回ALとして初めて作品が出るわけだけど、ここまで長い道のりだったってことですね。

小山田:うん。

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