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EXILE・ATSUSHI、AIとの新コラボ曲で見せた「個性」 その歌唱力はどう活かされたか?

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 ナチュラルかつ透明感のある歌声を持つEXILEのATSUSHIと、ハスキーでパワフルな歌声のAI。一見正反対に思える2人の歌声だが、コラボレーションをした際には美しいハーモニーが織りなされる。そんな2人が、3月9日に新たなコラボ曲「No more」をリリースする。2008年に発表した『So Special』、2015年に発表した『Be Brave』に続く第3弾のコラボレーション・シングルである『No more』は、放送中のTVドラマ『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)の主題歌にもなっており、ドラマの世界観を反映しながら2人が作詞作曲を行なった作品である。そのMVとジャケット写真の撮影の様子が、3月7日放送の『週刊EXILE』(TBS系)にて放送された。

 『No more』のジャケット写真のカメラマンは、AIの実妹である217(NINA)が担当。ATSUSHIとも交流のあるNINAが撮影したということもあり、クールさの中にも暖かい雰囲気がある写真に仕上がっている。ATSUSHIも番組内で「あの2人(AIとNINA)の空気感だからすぐ和やかなムードにしてくれた、さすがAIちゃんさっちゃん(NINA)だなって」「この写真カッコイイね」と手応えを語り、AIも「(NINAは)急激にこの何年かでスキルアップして、いつでも一緒にやりたいカメラマン」と、妹の仕事ぶりを高く評価した。

 楽曲はATSUSHIとAIが仕事と子育てで忙しい合間を縫って作り上げたという。ATSUSHIは「今、暗闇の中にいる人だけでなく、何かを諦めずに希望に向かっていく人への応援歌。自分で歌いながら自分に言い聞かせるような、そんな気持ちでMVができた」とコメント。そのMVには、光を使った美しいアートが散りばめられており、メロディーにぴったりの世界観を表現している。

 そんな美しい映像に乗せられた楽曲は、ATSUSHIの歌声を最大限引き立てているように感じる。ATSUSHIの歌唱力のポイントは、美しいファルセットだ。地声もウィスパーボイスのため、高音も低音も違和感なく歌い上げることができるのだ。特に口の中での音の響かせ方は、特筆すべき点だろう。音の広がりと響きの豊かさは、控えめな声量をカバーしているだけでなく、個性に結びついているのではないだろうか。通常、AIのようなパワフルかつ声量のあるボーカリストと一緒に歌うと歌声が負けてしまうこともあるのだが、ATSUSHIの場合は上手く相手の歌声に自身の歌声を溶け込ませることにより、お互いの良さをあますところなく引き出すことに成功している。また、ボイストレーニングで鍛えたというピッチの正確さも強い武器と言えよう。あの正確なピッチがあるからこそ、「No more」のようなハーモニーが特徴的な楽曲が活きるのである。

     
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