JUMP知念、セクゾマリウス、A.B.C-Z橋本……“かわいい系ジャニーズ”の魅力を紐解く

 改めてジャニーズメンバーを見てみると、実に個性豊かな面々が揃っている。王子様のような容姿を売りにしているメンバー、歌唱力が評価されているメンバー、ダンスを得意としているメンバーなど様々だ。個性あるメンバーの中でも、最近はファンだけでなく先輩ジャニーズメンバーやタレントからも「かわいい」という理由で人気を得ているケースがある。今回は、そんな“かわいい系ジャニーズ”に焦点を当ててみたいと思う。

Hey! Say! JUMP・知念侑李

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(C)タナカケンイチ

 かわいい系ジャニーズと言えば、Hey! Say! JUMPの知念侑李は外せないだろう。キュートなルックスも相まって「かわいい」という言葉がぴったりだ。実際、2月11日に放送された「櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍 究極バトル“ゼウス”」(TBS系)では、芸人たちから絶大な人気を誇っていた。FUJIWARAの藤本敏史が「知念ちゃん」と呼びかけると、知念はファンサービスのごとく藤本に手を振り返す。それに対して芸人軍は全員笑顔で手を振り返すというシーンがあった。そんなかわいらしい立ち振舞をしつつも、競技種目・ローリングゼウスでは高い身体能力で勝利を勝ち取り、バク宙を披露するというかっこよさも抜かりなく発揮していた。「かわいい」と「かっこいい」のバランスを計算しているであろう知念は、天性の人たらしと言ったところだろうか。

Sexy Zone・マリウス葉

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(C)タナカケンイチ

 事務所の先輩の中にもファンが多いSexy Zoneのマリウス葉。まだ15歳だが身長も180cm近くまで伸び、表情も大人になってきている。しかし、ふとした瞬間に覗くあどけなさは、「かわいい子ども」そのものだ。例えば、昨年10月1日に『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際もうっかり関西弁が出てしまい、思わず口を抑えるシーンがあった。ダウンタウンの松本人志は「今のうっかりはかわいかった」と親のような目線でコメントをしていたのだ。また、番組内では疑問に思ったことを次々と口に出し、話の流れを止めるというシーンも見られた。こうした自由奔放でマイペースな性格が、子ども特有の無邪気なかわいらしさにつながっているのだろうか。そして育ちの良さが滲み出るマリウスだからこそ、嫌味のないキャラとして受け入れられ、愛されているのかもしれない。

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