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WEAVERが挑戦する新たな3ピースサウンドとは? シングル「こっちを向いてよ」を楽曲分析

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20140509-kocchi-01-thumb.jpg留学先のロンドンから一時帰国中のWEAVER。

 WEAVERが新シングル『こっちを向いてよ』を5月7日、iTunesなどで配信を開始した。同曲は、映画『百瀬、こっちを向いて』の主題歌となっている爽やかなミドルナンバーで、バンドの巧みな作曲・アレンジ能力が活きた作品となっている。

WEAVER「こっちを向いてよ」MUSIC VIDEO

 映画の人気とともに注目を集める同楽曲の作りについて、これまでリアルサウンドでも数多くの楽曲分析をしてきたトレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏は、次のように分析する。

「一聴すると特に耳が引っかかる部分もなくスルっと聴けてしまうのですが、音楽的に分析すると、細やかな工夫を積み上げて完成度を高めている楽曲だということがわかります。ポイントとなっているのはサビの部分で、それほどインパクトの強いサビではないものの、入りの『こっちを向いてよ』の開放感を最大化し、それを維持したままメロディのドラマ性を伝えきる、ということに注力しており、基本的にはアレンジだけでなく楽曲の構成もそこに集約されています。

 Aメロ、Bメロは『A』、サビは『F#』がキーです。サビで転調している、ということですね。これを『サビの最大化』という視点で逆から見ていくと、もちろんサビの冒頭のインパクトのためにF#に転調する、と言えるのですが、それだけでなく、『D(レ) → E(ミ) → F#(ファ#)』と、『盛り上がる進行』でコードが上昇した先にサビの最初のF#が来るように構成されています。そのためにA・BメロがAで、サビがF#というキーの関係になっているんですね。『サビを盛り上げるためにF#に転調しよう』というより『サビのF#がこのように聞こえるために「D → E」という進行が必要だからキーをAにしよう』というような逆算的な発想です」

 また、サビを最大化するために、メロディにも工夫が凝らされているという。

      

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