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「ソロアイドルの時代」の幕開けか? 武藤彩未、遠藤舞らが輝きはじめたワケ

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岡島紳士
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ソロアイドルの注目株として期待される武藤彩未。

 AKB48ももいろクローバーZモーニング娘。といった「グループアイドル」が一大ムーブメントとなって久しいが、ここに来て再び「ソロアイドル」にも注目が集まりはじめている。

 元・さくら学院のメンバーで、2013年4月よりソロ活動を開始した武藤彩未は、2014年4月23日にメジャーデビューアルバム『永遠と瞬間』をリリースすることが決定。ユース・カルチャー誌『QuickJapan』で2号に渡って特集が組まれるなど、メディアへの露出も増加中である。アイドリング!!!のリーダーを務めていた遠藤舞は、2月14日に卒業ライブ『さよならは別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束ング!!!』にて同グループを卒業するとともに、赤い公園の津野米咲からの楽曲提供によるセカンド・ソロシングル『MUJINA』のリリースを発表。ピアノ演奏という得意分野を武器に「Piano Pop Rock」というジャンルを開拓していくとのことだ。福岡を拠点に活動するLinQの姫崎愛未は、ボカロアイドル・“amihime”としてソロデビューすることが決定している。現在アイドルとして活動中の姫崎を一種の「ボーカロイド」と見立てて、ニコニコ動画等で注目を集めるボカロPたちがamihimeのためにオリジナル楽曲を制作するという挑戦的なプロジェクトだ。

 このように、ソロとして活動するアイドルが目立っている背景には、どんな事情があるのか。『グループアイドル進化論』『映画秘宝EX激動!アイドル10年史』などの共著者である、アイドル専門ライターの岡島紳士氏は、その理由を次のように分析する。

「グループアイドルの場合は、メンバーが9人いれば9人分のファンが集まるため、ライブの動員数も増やしやすく、握手会などによってCD売り上げ枚数を重ねることができます。そのため、ソロアイドルよりも有利な面がありました。しかし、AKB48のような王道的なアイドルグループだけではなく、ももいろクローバーZのような非王道的なアイドルグループがブレイクしたことにより、アイドルのスタイルが多様化し、これまでになかったようなグループが多数生まれました。そのひとつとして、ソロアイドルも面白くなってきたのではないでしょうか」

 グループとして活躍するアイドルが多くなると、その反面、ソロアイドルが新鮮に映ることもあるだろう。また、グループに推しているメンバーがいる場合、そのソロ歌唱も聴いてみたくなるのは、ごく自然なファン心理ではなかろうか。アイドルが、ソロだからこそ表現できることだってあるはずだ。こうしたニーズが掘り起こされた結果、ソロアイドルに注目が集まるようになってきたのかもしれない。そして、市場の変化もまた、ソロアイドルの成立を手助けしているようだ。

     
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