「NotebookLM」が「Gemini Notebook」に Googleが進めるGeminiブランドへの統一

「NotebookLM」が「Gemini Notebook」に

 Googleは7月16日、AIリサーチツール「NotebookLM」の名称を「Gemini Notebook」に変更すると発表した。新しい名称とロゴは同日から順次反映され、全ユーザーへの展開には15日以上かかる可能性がある。

 今回の改称によって、サービスがGeminiアプリへ一本化されるわけではない。Googleは、Gemini Notebookを引き続き独立したリサーチ製品として提供すると説明している。既存のノートブックや共有リンクは自動的に転送され、管理者による設定変更も不要。モバイル版では、名称とロゴを反映するためアプリの更新が必要になる場合がある。

 NotebookLMは、PDFやGoogleドキュメント、ウェブページなど、ユーザーが指定した資料をもとに回答を生成するAIツールだ。回答には参照箇所が示され、音声概要などの機能も備える。今回の発表では、改称に伴う料金体系や利用上限の変更、新機能の追加は明らかにされていない。

 名称変更の背景には、NotebookLMとGeminiの連携拡大がある。Googleは2026年4月、会話や資料、指示をプロジェクト単位でまとめる「Notebooks」をGeminiアプリに導入。作成したノートブックをNotebookLMと同期し、両サービスから利用できる仕組みを整えていた。

 NotebookLMは「Project Tailwind」として開発され、2023年7月に現在の名称で公開された。当時の「LM」は、言語モデルを中核とする製品であることを示す名称だった。今回「Gemini」を冠したことで、Googleの生成AI製品群との関係が名称上でも明確になる。

 現時点では、NotebookLMの機能や利用環境を大きく変える措置ではなく、独立サービスを維持したままGeminiブランドへそろえる変更と位置づけられる。Googleは、新名称が今後、同製品がGoogleの各サービスを横断して進化していく方向性を反映したものだとしている。

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