連載「わたしをつくるデスク」第7回:星森ミコノ
“モニターの窓”で作る居心地のいいアトリエ空間 イラストレーター兼VTuber・星森ミコノの作業場を紹介

机は自分だけの理想空間。仕事をするもよし、遊ぶもよし。どこに何を置くか、手に取ったもの一つひとつが“自分”を作っていく。
連載「わたしをつくるデスク」第7回は、イラストレーター兼VTuberの星森ミコノさんにインタビュー。防音室のなかに作り上げた、こだわりのアトリエについて聞いた。
【連載:わたしをつくるデスク(第7回)】
星森ミコノ
かわいいファンタジーイラストやミニキャライラストを中心に活動中。YouTubeチャンネル「星森ミコノのアトリエ」では、イラストレーターVtuberとして、お絵描きコンテンツ中心にオリジナル動画作品などを公開中。
使いやすさと快適さのバランス
ーーデスクづくりにこだわるようになったきっかけについて、教えてください。
星森ミコノ(以下、星森):もともとインテリア雑誌を読むのが好きでした。最初は白とピンクを基調とした、プリンセスのような部屋にしていたんです。それからPCを使うようになって、機材周りも含めてデスク環境を整えていきました。いまの部屋になってから家具も新調して、全体的にクラシカルな雰囲気でまとめています。
ーー星森さんはイラストレーターとして活動されていますが、制作活動に役立っているアイテムはありますか?
星森:購入時に悩んだのは、液晶タブレットです。以前はワコムの『Cintiq 13HD』という液タブを使っていたのですが、画面が小さく感じてしまい、買い換えることにしたんです。いまは同じくワコムの『Cintiq Pro24』を使っています。13.3インチから24インチと画面が大きくなったことで、イラストの拡大や縮小、回転回数も少なくすみ、作業効率が良くなりました!
あとは、部屋の家具や小物をイラストに取り入れたり、部屋のインテリアからインスピレーションを得ることもあります。たとえば、お花のランプやガラスドームは、イメージも膨らみやすく、見た目も映えるので重宝しています。
ーーモニターは3枚使いのようですが、どのように使い分けているのでしょうか?
星森:左のモニターはEIZOの『ColorEdge CS2420-Z』です。他のモニターと比べてフレームの幅が広く、黒色が目立つのは気になったのですが、Adobe RGBのほぼすべてをカバーする広色域モデルになるので、色味を確認する目的で購入しました。あとの2枚は、EIZOの『FlexScan』です。中央のモニターは資料を見たり、サイトやFANBOXの更新作業などをするときに使っています。右は作業用BGMや動画、配信ソフトを映すことが多いです。
ーー右側にある、景色が映っているモニターはなんでしょうか?
星森:これは、『Atmoph Window2 』という風景を映すためのスマートディスプレイなんです。この部屋は防音室なんですが、景色が見えなく作業中に息がつまることが多くて……。そのときにこのディスプレイに出会って、「少しでも癒されたい!」と思って購入しました。普段は気分に合わせて景色を変えて楽しんでいます。映像だけでなく環境音も流してくれるので、耳からも癒やされながら作業に集中できるのが、とても気に入っています。
活動の歴史を刻むアイテムたち
ーー星森さんはイラストレーターでありながらVTuberとしても活動していますが、動画発信において便利に感じている機材はありますか?
星森:Elgatoの『Stream Deck XL』ですね。ボタンひとつでソフトを立ち上げたり、音量調節やミュートなどの設定ができるので、配信のときに役立っています。配信活動以外のときでも、ヘッドホンとスピーカーの切り替えをするときに使っています。もとのカラーは黒だったのですが、部屋の雰囲気に合わせてホワイトのカバーを付けて使っています。
ーーデスクは天板が2枚になっているようですが、何を使っているのでしょうか?
星森:メインデスクは、オカムラの『Swift』という電動昇降デスクを使っています。デスクに液タブを置くとスペースがなくなってしまい、キーボードの配置に困ったので、キーボードスライダーをDIYで作ったのですが、使い勝手がよくて気に入っています。とくにアナログ作業をするときは、置き場所が増えるとかなり便利なんです。
また、左側にはPC本体を置くために購入した、Bauhutteの『昇降式L字デスク』を置いています。PC本体を床に置いていたのが気になって、デスクの高さに合わせて使えるスタンドを探していたときに見つけました。ホコリも防げますし、デスクとして上に物を飾ったりできるところが気に入っています。
ーーデスク上にある左手デバイスと、キーボードについても教えてください。
星森:左手デバイスは、TourBoxの『Elite』を使っています。色もホワイトで可愛いですし、ショートカットが簡単に使えるので、これは手放せません。キーボードはAZIOの『RETRO CLASSIC』になります。色合いも好みなのですが、表面がレザー素材なところがオシャレで気に入っています。
ーーお気に入りの機材はありますか?
星森:とくに思い入れがあるのが、Blue Microphonesの『Blue Spark SL』というマイクです。以前、ご縁があってオーディションでボーカルに選んでいただいたことがあるのですが、当時、収録環境を整えるために購入したんです。知識がないなりにたくさん調べて、ようやくお迎えしたコンデンサーマイクなので、とても愛着があります。その後も何度かマイクを購入したのですが、結局このマイクに戻って使い続けています(笑)。
ーー配線周りは、どのように整理していますか?
星森:VR機器のトラッカーがとにかく多いので、しばらくは配線がスパゲッティみたいになっていました……(笑)。いまはデスクにもともとついているケーブルトレイと、マグネットやバンドを駆使してまとめています。デスク下の収納スペースでトラッカーの充電もできるようにしたので、かなり使いやすくなりました。
ーー最後に、今後アップデートしていきたいところを教えてください。
星森:マイクの使いやすさを改善したいです。PCとマイクのあいだに機材を3つ経由しているので、少し手間になっているんです。今年はVTuber活動のリデビューも控えているので、もう少しスムーズにマイクが使えるようにしたいなと思います。あとは、フィギュアやグッズが増えてきたので、もう少し余白を意識した部屋にしたいと思っています。これからも、好きなものに囲まれたアトリエを作り続けていきたいです!
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