ポケカイラストレーターの“アメリカンダイナー風”デスクを紹介 ポップさから垣間見えるこだわり

佐久間さのすけ、デスク紹介

 机は自分だけの理想空間。仕事をするもよし、遊ぶもよし。どこに何を置くか、手に取ったもの一つひとつが“自分”を作っていく。

 連載「わたしをつくるデスク」第5回は、イラストレーターの佐久間さのすけ氏にインタビュー。今回は、ポップで元気な佐久間氏の作風を支えるデスク環境を紹介。小物選びや色使いのこだわりとともに、佐久間氏が大切にしている価値観についても聞いた。

【連載:わたしをつくるデスク(第5回)】


佐久間さのすけ
フリーランスのイラストレーター。「明るく」「可愛く」「元気がいい」イラストを得意とし、カードゲーム、キャラクターデザイン、書籍のイラストなど幅広く活躍。

テーマは「アメリカンダイナー」

ーーデスクづくりにこだわるようになったきっかけについて、教えてください。

佐久間さのすけ(以下、佐久間):いまのデスクになるまでは、すべてが適当だったんです(笑)。でもあるとき、SNSで素敵な作業環境を見るようになって、「私も人に見せられるデスクにしたい」と思うようになりました。

ーーまずは何から始めたのでしょうか?

佐久間:壁に作品やコレクションを飾っているデスクに憧れがあったので、まずはデスクを壁向きに配置することに決めました。デスクに合わせて、部屋のレイアウトも全部変えたんです。デスク上は、PCとペンタブレットを中央に置くことを決めて、そこから広げていったという感じです。

ーーデスク周りは、全体的に黄色で統一されていますね。

佐久間:メインカラーは黄色か緑で迷ったのですが、この部屋は日当たりが悪く、せめてデスクの周りは明るくしたいなと思って、黄色に決めました。黄色は私の作品にもよく使う色なので、ちょうどよかったなと思っています。ただ、差し色も入れたかったので、デスク中央は黒、周りは黄色、あとは赤と青を差し込んでバランスを取っています。

 デスクのテーマは「アメリカンダイナー」です。グッズや小物も、ポップな食卓のイメージに合うようなものを選んで置いています。たとえば、花瓶やお皿は陶製のものを増やしたり、壁紙はタイル柄にしたりと、少しずつですがそれっぽい雰囲気が作れたんじゃないかなと思っています。

ーー佐久間さんのデスクは、グッズの多さも特徴ですよね。飾るものはどういう基準で選抜しているのですか?

佐久間:手持ちのなかから、そのとき一番心がときめくものを選んで飾っています。そもそもグッズを買うときもときめくかどうかを優先しているので、知らないキャラクターでもたまに買うことがあります(笑)。

ーー素敵な選び方ですね。

佐久間:デスク全体のテーマは「アメリカンダイナー」なんですが、ジャンルにはあまりこだわらず、そのテーマに合うものを選んでいます。なので、なかにはまだ名前を知らないキャラクターがいたりもします。

ーーご自身の作品も飾られていますね。

佐久間:このデスク環境にしてから、自分の作品も飾るようにしました。自分の作品を眺めていると、自分自身を肯定できる気がするんです。ちっぽけな私でも、人に楽しんでもらったり喜んでもらえるような作品を作ることができたので、作品を飾ることで、作品だけではなく、自分のことも「けっこういいじゃん」と認めてあげられる気がしています。これは昔の自分に比べると、かなり大きな変化です。

ーー作品を飾ることで、ご自身の変化も感じられるんですね。ちなみに、とくに気に入っているグッズはありますか?

佐久間:この陶製のハンバーガー小物入れが気に入っています。「アメリカンダイナー」だから、ハンバーガーのアイテムは絶対に置きたかったんです……! これはキャンディーポットとして使っています。あと、この小物入れを置いている深山食器店の『cheese』というプレートも最高に可愛いんです。陶器独特の“まろみ”が好きなので、コースターやプレートも陶製を選びました。

スッキリとした使い勝手を求めて

佐久間氏の幼馴染が描いた猫の絵

ーーイラストレーターとして活躍されている佐久間さんですが、モチベーションを上げるものはありますか?

佐久間:同じくイラストレーターとして活動している、幼馴染が描いた猫の絵です。「仕事がんば〜」というメッセージがユルいので、見ているとほどよく肩の力が抜けるんです(笑)。あとは、そのとなりに飾っている推しの声優さんの直筆サインにもパワーをもらっています。こんなふうに、誰かにパワーを与えられたり、喜ばせられる人間になれたらカッコいいなと思いますね。

ーー現在使っている機材について、教えてください。

佐久間:メインPCは『iMac(2023年モデル)』で、PULWTOPの『7 in 1 USB-Cハブ』にSSDカードを挿して使っています。モニターライトはBenQの『ScreenBar Plus』です。『7 in 1 USB-Cハブ』は、当時日本語のレビューが少なくて恐る恐る購入したのですが、見た目がスッキリしているし、内蔵SSDでバックアップも取れるので気に入っています。

 モニターラックは霜山というブランドのものを使っています。後ろから配線を通せるので、自由度が高いんですよ。スチール製なので、マグネットを使って缶バッジをくっつけられるのが嬉しいです!

ーー佐久間さんは板タブ派なんですね。それから、両脇にある“手”も気になります。

佐久間:昔から板タブ派ですね。描き味を変えるために、ベルモンドの『アンチグレアフィルム』を貼っています。

佐久間:両脇に置いてあるのは、コトブキヤの『ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル』です。絵を描くときは、キャラクターと向かい合うかたちになることが大半なので、あえて左右逆に配置しています。ハンドモデルは、エレコムの『WEBカメラ用フレキシブルアームスタンド』に取り付けて、可動できるようにしています。使わないときはスタンドを畳んでコンパクトにできるので、いい感じですね。ちなみにチェアはSteelcaseの『Leap』、デスクはFlexiSpot®の昇降式デスク『E7』を使っています。

ーー今後、デスク周りで変えていきたい部分はありますか?

佐久間:モニターライトのリモコンが有線なので、無線か一体型のタイプに変えようと思っています。配線はできるだけ少なくしたいので……。あと左手デバイスも買ってみたのですが、思っていたより役に立たなくて(笑)。もう少し調べて、使いこなしてみようと思います。

 部屋全体で言うと、壁を塗り直したいですね。大掛かりな作業にはなると思うのですが、DIYはけっこう好きなので、楽しみながら少しずつ変えていきたいです。

■関連リンク
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WEBサイト:https://sakumasanosuke.net/
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