「ChatGPT Go」は買いか? 月額1500円プランとPlus・Proの違いを比較
OpenAIは1月16日、低価格のサブスクリプションプラン「ChatGPT Go」の提供を発表した。この新しいプランは従来のプランと比較して、なにが異なるのかを深堀りしてみよう。
世界で提供されていたChatGPT Go
OpenAIは2025年8月から、インド市場向けにChatGPT Goを導入していた。これは新興国などのより多くのユーザーを対象にした低価格なプランで、170カ国においてもっとも早く展開されたプランだった。
そして今回、ChatGPT Goは日本を含む、ChatGPTが利用可能なすべての地域で提供が開始された。国内での月額料金は1500円で、上位プランの「ChatGPT Plus」の3000円と比較して半額で利用できる。
ChatGPT Goでできること、できないこと
ChatGPT Goでは、最新モデルの「GPT‑5.2 Instant」が使用できる。Instantは高速応答に最適化されたモデルで、日常的な会話や情報検索、文章作成、翻訳などに適している。また、無料プランの10倍のメッセージ数、ファイルアップロード、画像生成が可能だ。より長いメモリとコンテキストウィンドウが利用でき、時間の経過とともに情報をより多く記憶できる。
一方で上位となるChatGPT Plus では、「GPT‑5.2 Thinking」を含む高度なモデルが使用できる。Thinkingは深い推論を行うモデルで、複雑なコーディング、長文書の要約、数学・論理の段階的な分析に強みを持つ。また、動画生成機能「Sora」やソフトウェア開発を支援する「Codex エージェント」にアクセスできるのも大きなメリットだ。メッセージ、ファイルアップロード、メモリ、コンテキストの上限も高く設定され、過去の会話の詳細をより多く記憶できる。
月額3万円で提供される「ChatGPT Pro」では、最も強力なモデルである「GPT‑5.2 Pro」へとアクセスできる。Proは精度と信頼性を最大限に追求したモデルで、エラーが許されない高度な分析や研究、重要な意思決定のサポートに向いている。また、最大限のメモリとコンテキストを利用できるほか、最新機能の研究プレビューも提供される。
ChatGPT Goでの広告表示も開始
米国においては、ChatGPT Goでの広告のテストが開始される。これは、ChatGPTの無料版の提供、そして全プランの収益向上を目指すものだ。上位プランのPlus、Pro、Business、Enterpriseでは広告は表示されず、また日本市場への拡大は発表されていない。
著者の見解では、無料版のChatGPTとChatGPT Goにはあまり大きな違いは見いだせなかった。有料版を購読するなら、動画生成やソフトウェア開発に活用できるChatGPT Plusがおすすめだ。ChatGPTの無料版でメッセージ数やアップロード数が足りないと感じるなら、ChatGPT Goを検討してみてもいいかもしれない。
出典
https://openai.com/ja-JP/index/introducing-chatgpt-go/
https://chatgpt.com/ja-JP/pricing