所ジョージがテーブルから工具、キューピー人形まで自ら手直し 趣味人の嗜みに視聴者「心掛けがすごい」
タレントの所ジョージが2025年10月30日、公式YouTubeチャンネル「所さんの97チャンネル」に公開した動画で、所有する家具や工具などを手直しした。
「最近の手直しシリーズ【世田谷ベース】」と題した動画は、所が所有する様々なアイテムをリペアするという内容。概要欄には、「ガレージにあるテーブルの天板を防水コートして、パテでトラの置物を直して、アンティークのオイル差しを磨いて。手直しした後のお茶が美味しいのです」とある。
はじめに世田谷ベースのシャッター前で始めたのが、木製テーブルの防水加工だった。「どうやるんだろ?」と首をかしげながら所は、防水塗料を刷毛で天板に塗り進めていく。「でもこれ、防水塗んないで朽ち果てていくのも良かったなぁ」と後悔を口にしつつも、「でも塗っていこう。塗っても朽ち果てるからね」と作業を続けた。表にも裏にも塗布し終えれば、椅子に腰かけて紙タバコで一服。「どうしよう?この脚磨こうかねぇ?」「これ外で使うからな。このままでいいか」などと一人でブツブツ言い、たばこ休憩を終えると、脚と天板をハンマードリルで固定していき仕上げていた。
また、強力な噴射力を備えるピストル型の油差し「ピストルオイラー」のサビを落とす場面もあった。 主に分解したパーツを研磨機で磨き、「ウイーン」という工具の音がひたすら作業部屋に鳴り響く。研磨機を使うだけでなく、必要に応じてペーパーや布ヤスリのようなもので拭きとり作業を行うなど、丁寧に磨き上げていった。そのため両手は汚れで真っ黒になったが、所は「はい、中間報告。このくらい綺麗になりましたよ」と綺麗になった各パーツをカメラに見せつけて満足げだ。そして完成すると、「うちはカッコいいところに収めたいんですよ。だから、ピッカピカでもないんだよ、これ。もうちょっといけばもっとピカピカになるんだけど、このくらいでいいかなっていう。このくらいのがテーブルの上にあるといいんだよね」と、“ヤレ感”と綺麗さのバランスを大切にする独自の哲学を語っていた。
このほか、40~50年使い続けているというゴミ箱のような箱を修理したり、汚れたキューピー人形を綺麗にしたリ、鼻のあたりが破損したトラの置物をパテで補修したりもした所。ただ単に多くのアイテムを所有するだけでなく、その一つひとつを大事にする姿勢と確かな修理技術に対し、コメント欄には「物を大切にする姿が素敵」「物を大切にする心掛けがすごい」「リペアの技術が恐ろしい」など称賛の声が寄せられている。