5色展開の新アクティブスピーカー『Coda W』 レコードもテレビも“これ一対”で鳴らすオールインワン

英国発のオーディオブランド・KEFは、アンプを内蔵したオールインワン・アクティブスピーカー『Coda W』を発表した。1971年に登場した初代「Coda」シリーズの精神を現代的に再構築し、HiFiサウンドをより身近にすることを目指したモデルである。
KEFの直営店「Music Gallery TOKYO」および公式オンラインストアでは10月21日より販売が開始されており、正規販売店では10月28日より順次発売される。
第12世代Uni-Qドライバーが描く“点音源”サウンド

『Coda W』は、KEFを象徴する第12世代Uni-Q®ドライバーを搭載。ツイーターをウーファーの音響中心に配置することで、音の発生点を一点化。これにより、部屋のどこにいても自然で定位感のある再生を実現する。さらにKEF独自のDSP「Music Integrity Engine®」を専用チューニングすることで、トランジェントと周波数特性を最適化し、音の一体感と解像度を高次元で両立させた。
システム全体では合計200Wの出力を誇り、ツイーターとウーファーそれぞれに専用アンプを配置。コンパクトな筐体ながら、部屋全体を包み込む豊かなサウンドステージを描く。
フォノアンプ内蔵でレコードも直結

『Coda W』はフォノアンプ(MM型)を標準搭載し、追加機材なしで多くのレコードプレーヤーを直接接続できる。フォノ内蔵プレーヤーにも対応しており、RCA(LINE)入力経由で簡単に切り替え可能。レコード本来の温かみある音色を、現代的な高精度スピーカーで再現することができる。
テレビはHDMI ARCでワンタッチ接続が可能。USB-C入力では最大24bit/192kHzのハイレゾ音源再生にも対応する。そのほか光デジタル、RCAライン入力、サブウーファー出力を備え、音楽だけでなく映像コンテンツやゲーム用途まで幅広くカバー。Bluetooth® 5.4にも対応し、aptX Adaptive™/aptX Lossless™により、低遅延かつCDクオリティの無線再生も実現する。
本体上部には操作性に優れたトップボタンを搭載し、入力切替や音量操作がスムーズに行える。加えて、専用アプリ「KEF Connect」(10月28日より対応)を使えば、EQプリセットや各種設定、ファームウェアの更新をスマートフォンから管理可能。左右スピーカーの接続には3mのC-Linkケーブル(USB-C)を付属し、別売の8mケーブルで設置自由度も広がる。
ミニマルデザイン×5色の仕上げ

デザインは直線的でシンプル。ヴィンテージとモダンのエッセンスを融合したミニマルな外観が特徴だ。カラーはヴィンテージ・バーガンディ、ニッケル・グレー、モス・グリーン、ミッドナイト・ブルー、ダーク・チタニウムの5種類を用意。どの空間にも自然に馴染み、控えめな存在感でインテリアの一部として溶け込む。
◼︎製品仕様
・製品名:Coda W(コーダ ダブリュー)
・方式:アンプ内蔵アクティブスピーカー(1ペア)
・ドライバー:5.25インチ 第12世代Uni-Q®
・アンプ出力:合計200W(LF 70W+HF 30W×左右)
・最大音圧:102dB
・入力端子:HDMI ARC、USB-C(最大24bit/192kHz)、光デジタル、RCAライン、フォノ(MM)
・無線接続:Bluetooth® 5.4(aptX Adaptive™/aptX Lossless™/SBC/AAC)※Wi-Fi非対応
・出力端子:サブウーファー出力
・スピーカー接続:C-Link(USB-C)3m付属/8m別売
・アプリ:KEF Connect(10月28日以降対応)
・カラー:ヴィンテージ・バーガンディ/ニッケル・グレー/モス・グリーン/ミッドナイト・ブルー/ダーク・チタニウム
・価格:129,800円(税込・1ペア)
・発売日:2025年10月21日(直営・公式)、10月28日(正規販売店)
・付属品:C-Linkスピーカーケーブル(3m)、電源ケーブルほか























