17LIVEライバー プリンスこうや&星野アリスが神宮球場で始球式に登場! 配信業界の最前線がプロ野球の舞台で見せた「爽快感」と「悔しさ」

17LIVEライバー神宮球場で始球式に登場!

 2025年9月23日に明治神宮野球場で行われた東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦の試合前、ライブ配信アプリ「17LIVE」の人気ライバーであるプリンスこうやと星野アリスが登場。花束贈呈および始球式という大役を務めた。

 今回の試みはアプリ内イベント『目指せ神宮球場!「東京ヤクルトスワローズ」〜イチナナイター公式戦〜始球式争奪戦』にて入賞した5名のライバーのなかから、上位2名へのプライズ(賞品)として提供されたもの。この日の試合は「『17LIVE』Presents イチナナイターDAY」と銘打たれ、スタジアム各所のビジョンや横断幕、のぼりなどに上位5名のライバー(プリンスこうや、星野アリス、あおい、ひみぃ、てんChan)が登場したり、観客にはプリンスこうやの姿が入ったうちわが配布されたりと、神宮球場がイチナナライバー一色となっていた。

 今回始球式に登板したプリンスこうやは、今年9月だけで2度も始球式へ参加。しかもTikTokライバーでありながら前回はPocochaでのイベントを勝ち抜いて甲子園球場で登板し、今回は17LIVEに参戦して神宮のマウンドで投げている。彼自身が小中学校の9年間で野球をやっており、野球関連のイベントへの意欲があったことが背景にあるようだ。

 この日のために「結構練習した」という彼の投球は「104km/h」を記録。本人は目標としていた球速に届くも「緊張してマウンドがどうとかあんまりわかんなかったですけど、投げやすかったのは覚えています」と明るい顔で話した。

 また、プリンスこうやが今回使用したグローブは、彼のリスナーであるグローブ職人が特別に制作したものだ。グローブには、彼のファンマークや名前、17LIVEとTikTokのロゴ、そしてリスナーの通称が刻み込まれており、大事そうに「宝物なんです」とコメントしてくれた。

 さらに、マウンド上で観客の歓声を浴びた時の心境については「聞こえました。爽快ですね」と回答。続けて「ライブ配信では画面越しで視聴者の声は届きづらいけど、球場で歓声が上がった時は気持ちよかったと、その場でしか味わえない感動を表現した。

 共に参加した星野アリスは、花束贈呈に参加し、味谷大誠選手に花束を渡す大役を務めた。投球の機会はなかったものの「私もしたかった。2バウンドで届く自信はありました」と続け、次回の目標については「ワンバウンドを目指したい」と掲げた。

 また、今回1位に輝いたプリンスこうやについて、星野は「TikTok LIVEを主戦場にされている方なので、当初は勉強不足で知らなかった」と述べたが、自分の枠のリスナーや別枠のリスナーたちがざわざわしているのに気づき、興味を持ったそうだ。星野自身は2年の休養を経て17LIVEに戻ってきたため、「リスナーが注目するイベントに『自分が乗っかっていって勉強させていただきたい』という気持ちで参加を選んだ」と明かした。

 そのうえで、今回1位に届かなかったことを正直に「悔しい」と語った星野。「配信時間もそうですし、配信に対する思いを変えていかなければならない。そうしてリスナーさんとの関係性やイベントの盛り上がり方を重視して『17LIVE』がTikTok LIVEに劣ってないと思えるような環境づくりを目指す。そうして他のアプリのプラットフォームの方が17LIVEに行きたくなるような配信をする」と自らシーンを牽引していく決意を表明した。

 配信プラットフォーム間の垣根を越えて注目を集めた今回の始球式は、ライバーたちがリアルの世界で影響力を高め、その経験を糧にさらなる高みを目指すという、配信業界の新たな潮流を示している。彼らが様々な活動で配信業界をどのように盛り上げていくのか、その今後の活動に期待が集まる。

輝きを競ったライバーたちの熱戦! 17LIVEのリアルイベント『シャイニングスター vol.8』レポート

17LIVE主催のリアルイベント『シャイニングスター vol.8』。50名のライバーが集結する本イベントをレポートしていく。

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