東海オンエアゆかりのスポットを巡る“聖地巡礼旅”に行ってきた!
聖地を通して見える街の歴史と変化
その後はバスでふたたび東岡崎に戻り、レンタサイクルを借りて康生町を巡ることに。康生町エリアは聖地の場所が近いため、レンタサイクルでガンガン回ることができた。「ピースの2乗のあいつの石像」や「さくらこ。」の静画などを回り『早川公園(シバッハ公園)』も訪れたのだが、そこでは若者が動画を撮っていたので撮影はスルーすることに。
次に向かった『籠田公園』の前では、「ゆめまるマンホール」を発見。『籠田公園』は東海オンエアのちょっとした外撮影の際によく使われる場所なのだが、かなり広い公園でとても綺麗だった。ちなみに、筆者が『籠田公園』の動画で印象に残っているのは、2021年4月の「【最低の戦い】外で10分以内に"無茶なお題"の写真を撮ってこい!パッシャシャ」だ。
動画内でもメンバーが「おっしゃれ〜」と言っていた通り、『籠田公園』は令和元年に1年かけリニューアルされたようで、テラス席も併設されている“おしゃれ公園”だった。
1日目の聖地巡礼もいよいよ終盤。次にやってきたのは、静画でお馴染みのショッピングセンター『シビコ』だ。
上層階はすでに営業自体していないようで、立ち入り禁止となっていた。だが、2階は動画でも登場した店舗があるので、そこだけ見にいってみることに。
動画にもたびたび登場していたレザークラフトショップ『ザ・メキシコ』は、なんと今年の10月いっぱいで閉店してしまうという。『シビコ』全体の雰囲気を見ると致し方ないように感じるが、いち視聴者としてはやはり寂しい。いつか『シビコ』の幕が閉じるとき、メンバーを通してまた姿を見れたらいいなと感じた。
康生町は全体的に昔ながらの店も多く、個人経営の喫茶店も散見された。掘りがいのある街だなと思いつつ、今回の『シビコ』のように、ふと時代の流れを感じる瞬間もある。東海オンエアの視聴者でなければ営業中の『ザ・メキシコ』を見ることもできなかったし、存在すら知らずに終わっていただろう。
最後は、メンバー御用達の唐揚げ専門店『暴れん坊チキン』へ。平日の夜にもかかわらず、お店の外には15人ほどのお客さんが。客層も10代〜20代の男性がほとんどで、地元の若者に愛されているお店なのだと感じた。今回筆者が購入したのは、唐揚げ5個とポテトフライの「東海セット」だ。タレは7種類から選べるのだが、店員さんが一番人気だと教えてくれた「甘ダレ」をチョイス。
この日はかなり疲れていて、正直揚げ物は重たいかもと思っていたのだが、あまりに美味しくあっという間に完食してしまった。唐揚げ5個とポテトフライはひとりだと多いかも……と感じてしまいそうだが、余裕で食べられるので安心してほしい。
翌日は、今回の旅の最後となる聖地・岡崎城にやってきた。ここで初めて知ったのだが、岡崎城は徳川家康公が生まれたという歴史的場所のようだ。「ああ、だから駅前に銅像(徳川家康公)があったのか〜」と、いまさらながら納得した。
ちなみに、岡崎城がある『岡崎城公園』には、期間限定で『TOKAI ONAIR OFFICIAL STORE 岡崎城公園店』もオープンしているので要チェックだ。
東海オンエア『オフィシャルストア』レポート バディ&グッズ担当が明かす“岡崎”にこだわる理由
YouTubeグループ・東海オンエアが岡崎城公園にて『TOKAI ONAIR OFFICIAL STORE 岡崎城公園店』を…城の内部では岡崎の歴史や文化が解説されており、展示を楽しむことができる。岡崎城は2023年にリニューアルオープンしたようで、映像と連動して当時の生活などが再現された展示などもあり、とてもわかりやすかった。そして最上階は展望室となっており、岡崎市を一望できる。
以上で、筆者の東海オンエア聖地の旅は終了となった。今回の旅を通して感じたのは、いつの間にか岡崎という街自体を楽しむことができた、ということだ。最初は聖地を巡ることが目的だったのだが、自然とその土地の歴史や文化を学び、街の人と関わることで街そのものを体験できたように感じる。また、動画を見ていたので“知らない場所だけど知っている”という、不思議な安心感もあった。
そして、『奥殿陣屋』や『岡崎城公園』など、聖地のなかには歴史的価値の高い場所もあったのだが、こういった場所がYouTuberの聖地になるのは簡単なことではなく、長い年月と信頼関係がないと起こりえないだろう。そこもまた東海オンエアの良さでもあり、改めてメンバーが何を大切にしたいのかが伝わってくる。改めて岡崎という素敵な街に訪れることができてよかったし、そのきっかけをくれた東海オンエアにも出会えてよかったと思える旅だった。