タレントの上沼恵美子が、7月31日にYouTubeチャンネルを更新。これまでに紹介した米なしで作れるレシピをまとめて動画で投稿した。

　上沼は自身のYouTubeチャンネルで、お好み焼きや焼きそばなどさまざまなレシピを紹介。過去に『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』（テレビ朝日系）という冠番組を持っていたこともあってか、軽快なトークと料理の腕前が好評を集めている。今回の動画では、過去に投稿したコンテンツのなかから米なしで作れるレシピを10選紹介しており、全体で2時間越えのボリュームになっている。

　たとえば、2022年8月10日に配信された動画では、バターロールで作る煮込みハンバーガーのレシピを解説。まず豚と牛の合い挽き肉をボウルに入れ、塩とナツメグ、コショウ、みじん切りにした玉ねぎ、パン粉などを目分量で追加する。ポイントはナツメグを多めに入れることで「このくらい入れた方が、なんとなく専門家の味になります」と理由を語っていた。牛乳や卵もボウルに入れたら、材料を手で混ぜて形を整えている。

　ハンバーグの形ができたら、真ん中にくぼみを入れてフライパンで表面を焼き、別の場所へ置いておく。その後は他の鍋を用意して、トマトピューレやケチャップ、ウスターソース、ハチミツを加えてかき混ぜ、ソースが完成。一口味見すると「天才か私は。今のを入れてこの味になりますか」と驚きのリアクションをしていた。

　先ほど焼いたハンバーグをソースの中に投入し、蓋をして弱火で3～4分煮込む。その間にバターロールに切り目を入れて、マヨネーズを間に塗ったらオーブントースターで焼いている。この工程が大事なポイントの1つらしく、上沼は「これね本当ね、ふわふわになるだけ、熱くなるだけじゃなくって、パンのクオリティがグンッと上がるんですよ！」と熱弁していた。

　あとは、バターロールにレタスや煮込んだハンバーグを挟んで完成。パセリも一緒に盛り付けて、おしゃれなハンバーガーが完成した。上沼は熱々のままハンバーガーを頬張り、コーラで流し込むと「100点！」とリアクションしている。

　動画内では、他にも明石焼きやナポリタンなど美味しそうな料理を複数紹介していた。2時間という大ボリュームだが、料理の腕前はもちろんのこと、ほぼノンストップで喋り続けるトークスキルも相まって見ていて飽きない。編集によるカットやテロップもほとんどないのだが、達人の域に達したテンポやワードセンスで視聴者を楽しませている。

　コメント欄では「えみちゃんのハンバーガーが大好きでよく作ります 家族みんなに喜んでもらえます」「ハンバーガー　めちゃくちゃおいしそう　明日作ろう」などの反応が寄せられており、すでに多くの視聴者が真似しているようだ。料理の工程が比較的シンプルでわかりやすいことも魅力なので、米なしのレパートリーを増やしたい方にとっては有益な動画だろう。