“フツー”じゃ物足りない人へ。モトローラの新型スマホ『motorola edge 60 pro』というちょっと“ツウ”な選択

モトローラ、新スマホ『motorola edge 60 pro』登場

 モトローラ・モビリティ・ジャパンが、AI機能と洗練されたデザイン、そして耐久性を兼ね備えた新型プレミアムスマートフォン『motorola edge 60 pro』『motorola edge 60s pro』を発表した。

 『motorola edge 60 pro』は、2025年7月4日より順次発売を予定。さらに、ソフトバンクから登場する『motorola edge 60s pro』は、2025年7月11日より販売がスタートする。

PANTONEカラーの美しい3色

画像左から「PANTONE Shadow(シャドーグリーン)」「PANTONE Dazzling Blue(ダーズブルー)」「PANTONE Calcite(カルサイトホワイト)」

 PANTONE®カラーによる「PANTONE Shadow(シャドーグリーン)」「PANTONE Dazzling Blue(ダーズブルー)」「PANTONE Calcite(カルサイトホワイト)」の3色展開で、高級感のある仕上がりとなっている。

ディスプレイの縁(エッジ)は緩やかにカーブしており、手のひらに馴染む

 本体はクワッドカーブ形状を採用。その名の通り、ディスプレイの縁(エッジ)は緩やかにカーブしており、手のひらに自然と馴染む。インチ数のわりに持ちやすさが際立ち、実際に手に取ってみると、そのフィット感に驚かされる。 

背面は細かな凹凸のあるマット仕上げに

 背面は細かな凹凸が施されたマット仕上げとなっており、個人的にかなり好印象。指紋が目立ちにくく、手にしたときに上質さが感じられる。デザイン性だけでなく、実用面でも満足度の高い仕上がりだ。

 また、米国軍事規格「MIL-STD-810H」の23項目をクリアし、IP68/IP69の防水・防塵性能も兼ね備えるなど、過酷な環境にも耐えうる仕様となっている。

moto aiによる最大50倍スーパーズーム

『motorola edge 60 pro』カメラ部分

 両モデルは、同社独自の「moto ai」を搭載した約5,000万画素の高性能カメラを中心に構成されており、たとえば「アクションショット機能」を用いれば、AI が被写体の動きを判断し、自動でシャッタースピードや明るさを調整して、ぶれのない写真を撮影してくれる。

カメラ設定から「アクションショット機能」を選択
アクションショット機能

 デモンストレーションを試してみたところ、高フレームレートの動画から切り出しにも似た感覚で、しかも画像はしっかりとJPEG形式で保存されていたのが印象的だった。

 特に、子どもの運動会やスポーツイベントなど、動きの多い場面で「外したくない一枚」を撮りたいときには、頼れる機能になりそうだ。

電子ズームでは最大50倍まで対応

 光学ズームは最大3倍(1000万画素)、さらに電子ズームでは最大50倍まで対応。AI補正の力もあってか、なんと50倍でも問題なく文字が判読できるレベルには仕上がっていた。

 ここまで寄れると、満月の夜には、ついスマホを構えて50倍ズームで月面のウサギさんを覗きたくなってしまうかもしれない。

 実用面で見ると、10倍前後が現実的かつ安定した画質で使える範囲だろう。とはいえ、遠くの看板や建物の細部までグッと引き寄せられるこのズーム性能、日常でも意外と活躍の場は多そう。必要なときに一気に寄れる安心感は、やはり心強い。

本体側面には、AI機能を素早く呼び出せる「AIキー」を搭載。
反対側にも「AIキー」が

 GoogleのAIアシスタント「Gemini」や、対話型検索AI「Perplexity」など、外部パートナーとの連携により、検索や音声操作といった日常の体験もさらに進化。

 本体側面には、AI機能を素早く呼び出せる「AIキー」も搭載しており、ワンプッシュで即座にAIアシスタントを起動できる。

 なお、『motorola edge 60 pro』にはPerplexity Proの3ヶ月無料特典が、『motorola edge 60s pro』には6ヶ月無料特典がそれぞれ付属しており、AI機能をすぐに体験できるのもポイントとなっている。

充電スピードも最上級クラス

125W TurboPower™による超急速充電対応

 約6.7インチのSuper HD pOLEDディスプレイは高輝度かつ色再現性に優れ、120Hzのリフレッシュレートで滑らかな操作体験を提供する。さらに濡れた手でも反応する「ウォータータッチ」機能も搭載。Dolby Atmos®対応のステレオスピーカーも備え、映像と音の両面で高い没入感を演出する。

 また、125W TurboPower™による超急速充電対応で、付属のチャージャーを使えば28分で1〜100%の充電が可能。大容量5,000mAhバッテリーと合わせ、朝の短時間で一日中使える安心感がある。内部にはMediaTek Dimensity 8350 Extremeを搭載し、12GBのRAMと256GBのストレージを内蔵。

発売日と価格情報

 『motorola edge 60 pro』は2025年7月4日より、公式オンラインストア「MOTO STORE」やAmazon、家電量販店、MVNO事業者などで販売を開始。SIMフリー仕様で、価格は税込79,800円。ソフトバンクからはバリエーションモデル『motorola edge 60s pro』が7月11日より発売される予定だ。

◼︎『motorola edge 60 pro』製品仕様
OS:Android™ 15(最新OS)
プロセッサー:MediaTek Dimensity 8350 Extreme(最大3.35GHz)
メモリ/ストレージ:12GB RAM / 256GB ROM
ディスプレイ:約6.7インチ pOLED 2,712x1,220(Super HD)、120Hzリフレッシュレート
バッテリー:5,000mAh / 125W急速充電(有線)/ 15W ワイヤレス充電対応
重量/サイズ:約184g / 約160.7×73.0×8.2mm
防水防塵:IP68・IP69 / MIL-STD-810H準拠
認証方式:指紋認証 / 顔認証対応
アウトカメラ:5,000万画素(メイン、OIS)/ 5,000万画素(超広角&マクロ)/ 1,000万画素(3倍光学ズーム、OIS)
インカメラ:5,000万画素(f/2.0)
動画撮影:4K UHD(最大30fps)対応、スローモーション撮影あり(最大240fps)
超急速充電:125W対応(15分で約2時間の音楽再生)
次世代通信:5G + Wi-Fi 6E + Bluetooth® 5.4
便利なMoto独自機能:クイック撮影/サイドバー/ジェスチャー操作/エッジライトなど
NFC&おサイフケータイ対応
高音質:Dolby Atmos® 対応ステレオスピーカー

◼︎カラーバリエーション
シャドーグリーン(PANTONE Shadow)
ダーズブルー(PANTONE Dazzling Blue)
カルサイトホワイト(PANTONE Calcite)

◼︎価格・販売情報(2025年6月時点)
税込価格(想定):79,800円(オープンプライス)
対応型番:PB7U0000JP / PB7U0001JP / PB7U0003JP
JANコード:4582239433669 / 3676 / 3782

◼︎同梱物
125W TurboPowerチャージャー
USB Type-Cケーブル
専用ケース(カバー)
SIMピン、ガイド類一式

◼︎メーカー製品ページ
https://moto-bu.motorola.co.jp/products/edge60pro/

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