賞金1000万を賭けたショートドラマオーディション『TSDグランプリ』最終審査レポート

2月26日、UUUMと東京彼女が主催する新世代の映像クリエイターを発掘するオーディション番組、『TOKYO SHORT DRAMA グランプリ(#TSDグランプリ)』の最終選考及び最終結果が発表された。
まだ世に出ていない新進気鋭のクリエイターたちが“映像のプロ”として大きな一歩を踏み出す本グランプリ。優勝者には、新作ドラマの制作費として1000万円が授与される。投稿する作品のジャンルや手法は自由となっており、1次選考はTikTokに# TSDグランプリをつけて、作品を投稿するだけという、誰でも挑戦がしやすい応募スタイルとなっている。近年SNSを中心にショートドラマが流行しているという背景もあり、いまの時代だからこそ生まれた夢のあるオーディションだ。
審査員は、YouTubeクリエイターの水溜りボンド・カンタ、俳優の福田沙紀、映画監督の安田淳一、お笑いコンビのかが屋、YouTubeクリエイターの Lazy Lie Crazy【レイクレ】てっちゃんの6名。審査員長は、水溜りボンド・カンタが務めた。
1次選考は書類・作品審査。TikTokに# TSDグランプリをつけて作品を投稿するというものだ。全国から250作品以上の作品が応募され、運営スタッフが審査し、上位評価18名のクリエイターが2次選考へ進出となる。
2次選考は、審査員が作品と人物を直接評価する。本グランプリではその様子が、10分ドラマ「東京彼女」「東京彼氏」の公式YouTubeチャンネルにて公開された。
3次選考は、2次選考で上位3位以内に入賞した3組が、恋愛をテーマにした5分尺のドラマをなんと24時間で制作するというもの。脚本・撮影・編集まで、24時間以内に制作しなければいけないというタイムリミットがあり、さらに、恋愛というテーマにくわえて、3次選考当日審査員5組が考えたお題を抽選で引き、その要素も取り入れた作品を作らなければならないという事前準備不可の戦いとなっている。
3次選考に選ばれたのは以下の3名。1000万円を誰が手にしてもおかしくない、ハイレベルで多才な作品となっている。