辻希美の長女・希空、不器用男子と“野球”デート 少女漫画さながらの反応も『今日好き 卒業編2025』2話

のあ(希空)、不器用男子とさながら少女漫画の2ショット「それ、のあも思ってる!」

 『今日好き』には珍しく、今回はカップル“全組成立”の可能性が? というのも、前回の“花くじ”の結果によってグループ行動中のゆうすけ(原屋裕介)×じゅり(榊原樹里)、あるいはせり(松井芹)×ひなた(田中陽菜)など……あくまで初日時点の話になるが、男子陣が第一印象で気になった女子メンバーをそれぞれ見てみると、全員が綺麗にばらける形となっているのだ。カップルの成立数が旅のすべてではないが、幸せの数は多いに越したことはない。いよいよ念願の“ほぼ全員”カップル成立となるか?

 さておき、前述の4名を除くほかメンバーは、韓国最大のスポーツパークにて別行動。ここでは、ティーンから絶大な人気を誇るインフルエンサー・のあ(希空)が、さとる(永見悟琉)からの誘いで2ショットに。ふたりで向かった先はバッティングマシーン。野球経験者である彼としては、気になる女子の前で“いいところを見せたい”と考えないはずがない。腕まくりで筋肉プロモも忘れず、飛んできた球をバットの芯でしっかりと返していった。

 見どころはここから。さとるのお手本を眺めながら「私やるの怖いかも!」と、少し不安気だったのあ。そんな言葉もあってだろう。さとるはバットの振り方からレクチャー……したのだが、「左足、上げて」「膝でちょっと回転して」と、細かにフォームの調整をしていく。『今日好き』というより、プロ野球でいう試合前の公開練習を見ている気分になったが、そんな指導を受けるも、のあのバットになかなか当たりは来ず。

 すると、のあから打撃の瞬間に「いま!」コールをしてほしいというお願いが。さとるのコールの甲斐もあり、この後は彼以上に“カキンっ”とまっすぐな音がするナイスバッティングを披露してくれた。これには途中、あまりに我慢できずに扉を開けてブースに乗り込んできたさとるも、120点の出来だと納得顔だ。

 スタジオで“恋愛見届け人”を務める中川大輔が察していた通りで、さとるがそこまで熱い指導をしたのも、気になるのあにヒットを打ってほしいから。つまりは、彼なりの不器用な優しさである。ここに、新たな真剣コーチ・さとるが爆誕した。

 そんな彼に祝福が舞い降りたのはこの後。第一印象で気になる相手からは漏れるも、のあから「さとるくんと話してるの、めっちゃ楽しいなって思う」との一言が。それがあまりにうれしすぎて、机に両肘を立てて寄りかかり、両手で口元を隠してしまう、さとる。いわゆる“碇ゲンドウ”のポーズは、男子高校生が最大限の自制心を発動させるときにしか発動させないものだ。

 気持ちはわかる。のあのように自然体で、朗らかに話しかけてくれる子が……あんなかわいらしい子が隣にいて、自分を気になってくれているなんて、碇ゲンドウになるしかない。さとる自身、明らかに挙動不審だが、本人は“俺、落ち着いて振る舞えるなんて芸達者だな”と、心のなかで思っていそうなところも伝わってきてしまう。とはいえ、そんな努力を無にするようにこの後、さとるが「もっと知りたい」と伝えた際、のあは人差し指を唇に当てて「それ、のあも思ってる!」と一言。なんだよそれ、少女漫画すぎるポーズだろ……。

 ちなみに、のあ曰く彼氏の連絡には即レス派。相手からもたくさん報告をしてほしいし、「(朝)起きたら彼氏から連絡きててほしい」とのこと。映像からこそ読み取れなかったが、さとるは心のなかで“おっけーい!”と膝を打っていることだろう。……ん? なぜそうだと思うのか? それは、筆者もさとると同じく、モジモジタイプの不器用男子にほかならないからだ。

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