仲間の“レアなコスプレ姿”も…日本一バズった元上智大生が切る『HASHTAG HOUSE』7話

『HASHTAG HOUSE(ハッシュタグハウス)』7話

日本一バズった元上智大生・かとゆり、ジョージの“レアなコスプレ姿”を見て一言?

 とにかくトピックの連発となった今週の『ハッシュタグハウス』。我々視聴者にとっても、もはや実家レベルで見慣れた光景となった兵庫・淡路島のリゾートヴィラとの別れ。3つのバトルで構成される2ndバトルの終幕。そして、同バトルの結果発表と、それに伴うメンバー3名の脱落ーー物語の大きな分岐点ともいえる、大切なオンエアだった。

 まずは先週に引き続き、“SNS自由選択対決”の模様から。Instagram組では、ふかわ。がコラボ相手として、さおりん(ヘラヘラ三銃士)を召喚。スーツ姿でツーショットを撮影し、まったく予定のない結婚を匂わせてみる。

 一方、ぴょなはハロウィンコスプレに挑戦。女子ではなかなか見ないというジョーカーの姿で、顔もまさかの白塗りに。しかも、コラボ相手が戦慄かなの(femme fatale)な上に、彼女にもハーレイ・クインの衣装を着させるなど、とにかく本気モードだ。本人も語った通りで、Instagramは自身にとっての大切な居場所。「このバトルで負けたら“地球を殴るくらい”嫌なんですけど!」と、これまでになく負けん気を爆発させていた。

 YouTube組も、これまた対極な方向性での対決に。本連載でもたびたび触れてきた通り、双方ともメンバーきっての戦略家ながら、スタンスが真逆のジョージ&ゆうぴーまん。ゆうぴーまんは、ソウルメイトであるとうあ&えなぴ(むくえな)と共に“ジョージ対策会議”を開催するも、『ハッシュタグハウス』での投稿動画をしっかりとチェックしているふたりから大ダメ出しを受ける。露出が少ない、ファッションショー動画での登場順がおかしいなど、返す言葉もない。そんな汚名返上を果たすべく、ジョージの“男磨き”ならぬ“オカマ磨き”(本人の言葉ママ引用)として、マンバメイクで夜通し語り動画を撮影した。

 その頃、ジョージはというと、無人島を舞台に24時間サバイバル生活へと身を投じていた。人気YouTuberとコラボしたとて、自身の成長には繋がらない。やるからには、自身の力で勝利しなければ意味がない。ゆうぴーまんと共通しているのは、信念の硬さ。共通していないのは、方向性。それにしても無人島まで飛び出してしまうとは。規模感が違う。

 なんと40分尺の長編動画は見応え抜群のため、全編を余すことなく視聴してもらいたいものだが、本人が“ナショナル ジオグラフィック・ジョージチャンネル”とボケてしまうくらい、文明を忘れた場所で火起こし、魚釣り、睡眠などを試みる(ゆうぴーまんの方は22分尺だった。“長ければよい”わけではもちろんない)。時折に「ふざっけんなよ」と、お決まりの悪態を付く今回のサバイバルについて、その詳細はこのあたりで割愛しておこう。というのも、魚の餌を忘れて釣りに苦戦し、結果として持参した卵を茹でて食べ、その後はことあるごとに物音に怯えながら就寝するーーという、悪い意味でなく地味な内容だからだ。

 といった流れで、メンバー全員が淡路島に帰還し、共同生活の最終日を迎える。この日は全員仮装でハロウィンの宴を催すなか、ほかと同じくテーブルにつきながらも、編集作業に没頭するジョージ。真剣な表情ながら、彼の仮装を見て、日本一バズった元上智大生・かとゆりが「ブラック企業のウォーリー」と最高な大喜利回答を披露したのも、この生活でのハイライトのひとつといえる。

 ともあれ、そんなジョージの姿も、初日であれば考えられなかったもの。なんだかんだ言いながら、編集をしつつも自室にこもっていないあたり、彼も今回の共同生活で大切な“なにか”を掴んだのだろう。最後には「いやぁ、楽しかったね」とこぼす彼に、かとゆりが「ジョージが楽しかったならいいか」と微笑ましく締めくくっていたあたり、平凡な言い方だが、一生記憶に残る共同生活だったのではないだろうか。

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