駅伝を見て走りたくなったアナタに ランニングにピッタリな「骨伝導イヤホン」のススメ
2025年も新年を飾る華はやはり駅伝。ニューイヤー駅伝に箱根駅伝などランナーたちの熱いシーンに影響されて「よっしゃ、自分も!」と思い立つ人も多いことだろう。最近はランニング時に音楽(ラジオなど)を聴く人も多く、仕事や趣味で使っているワイヤレスイヤホンを流用するパターンもあるが、筆者がオススメしたいのは「骨伝導イヤホン」だ。
ランニング時のイヤホン使用は自転車と違って違反などはないが、事故防止のためにも周囲の音はしっかり聞こえるようにしておきたいもの。もちろん、外音取り込み機能があるイヤホンはあるものの、風切り音の問題や物理的に耳が塞がっていることへの不安、汗でイヤホンがベットリなんて状況も。
骨伝導イヤホンは基本的に耳を塞がないタイプであり、耳掛け・首掛け式なら走る時に外れて落下する心配も少ない。ただ、一昔前に骨伝導イヤホンを試した人は「ちょっと音質に難あり」だとか、「フィッティングに違和感がある」などで、離れてしまった人もいるはず。
そんな人たちにこそ伝えたい。最近の骨伝導イヤホンは別次元だ。音質は格段に進化し、また完全防水など機能性も抜群、デザイン的にもよりフィッティングがしやすくなっているなど、特段欠点は見当たらない。これをランニングシーンで活用しない手はない。ということで、以下にオススメの骨伝導イヤホンをご紹介しよう。
Shokz『OpenRun Pro 2』
骨伝導テクノロジーのリーディングカンパニーとして知られるShokzが2024年9月に発売した最新モデル。商品名に「Run」と冠されているように、走る人に向けて開発された骨伝導イヤホン。完全オープンタイプでまったく耳を塞がず、周囲の音を捉えつつも音楽が聴ける。新開発された「デュアル・ドライバー」搭載により、低音・中音・高音の全音域をクリアに再現してくれる。また最大約12時間再生やIP55の耐水性を持ちながら、重量は約30gと非常に軽いのもポイントで、ランニングシーンにはぴったりの一台だ。
radius『Beethoven』
日本のオーディオメーカー・radius(ラディウス)が2024年にリリースした最新の骨伝導イヤホン。ユニークなデザインが特徴で、浮遊したドライバーユニットから発した「骨導音」を聴覚器官へと効率的に伝達。これにより、非常に高音質な再生を可能としてくれる。また、締め付けがない装着感の高さもポイントで長時間使用にもぴったり。独自の「リバーサルフェーズアンチリーク」により音漏れが少ないないので、オフィスや電車などでの使用でも重宝する。もちろん、ランニングシーンにもぴったりで汎用性も高い骨伝導イヤホンだ。
audio-technica『ATH-CC500BT2』
老舗のオーディオテクニカが2024年10月に発売した骨伝導イヤホンで、2022年に発売され人気を博した『ATH-CC500BT』の第2世代モデル。装着感の改善や音質の向上など各種のアップデートが施されている。特筆すべきは軟骨伝導を使う独自の振動ドライバーにより低音再生時の振動を抑え、広い音域でクリアな再生を可能としている。最大約20時間再生可能なロングバッテリー、AIノイズリダクション技術(AIVC)搭載により通話時の会話をクリアになるなど、ビジネスシーンとの併用でも使い勝手が良い。仕事後にジムやランニングへ繰り出す人にもぴったりだ。
Shokz『OpenSwim Pro』
こちらの製品は泳いだままのリスニングも可能とするIP68の防塵・防水性能を持つ「完全防水の骨伝導イヤホン」。Shokzが2024年に発売したアイテムで、商品名通り水泳にも適しているが、その高い機能性によりあらゆるシーンに対応する全アクティビティ対応型。もちろんランニングにも適しており、音楽を聴きながら走り、その後にシャワーを浴びたいという場合でもそのまま使える。また、汗や泥などが付着したら水でさっと洗い流すなんてこともできるので使い勝手は抜群だ。こちらも完全オープンイヤータイプなので周囲の音をしっかり捉えながらラン&リスニングできるので安心だ。
Shokzの最新骨伝導フラッグシップイヤホン「OpenRun Pro2」登場 ワークアウト時でも快適な装着感
Shokzは、新型オープンイヤー型イヤホン「OpenRun Pro2」を2024年9月5日に発売する。高感度な音質と安定した装着…