最新のスマート文具を『文具女子博2024』で発見! 日々を彩るミライの道具とは?

最新スマート文具を『文具女子博2024』で発見!

アナログとデジタルをダイレクトにつなげるスマートペン

 次に紹介するのは、 NeoLAB株式会社から発売されている『Neo smartpen』シリーズだ。このスマートペンでは、ノートに書いた文字や絵がリアルタイムでデジタルデバイスに反映される。しかも、GoogleカレンダーやOutlookのカレンダーなどに飛ばすことができるので、普段使いとしての汎用性も高い。

 使用するには、専用のスマートペンとNノートが必要だ。反映させたいデバイスに、『NEO STUDIO』のアプリをダウンロードして接続する。

『Neo smartpen dimo ネオスマートペン ディモ 』
『ゲルインキタイプ Neo smartpen A1 ネオスマートペン エイワン』

 ペンは、買いやすさと可愛らしさを選ぶなら『Neo smartpen dimo ネオスマートペン ディモ 』、書き心地を優先するなら『ゲルインキタイプ Neo smartpen A1 ネオスマートペン エイワン』がおすすめだ。

 まず『Neo smartpen dimo ネオスマートペン ディモ 』は、価格が8900円(税込)と、スマートペンのなかでも1万円を切る価格設定となっている。カラーは「ピンク」と「ブラック」の2色展開で、電池式だ。スマートペンを初めて使うというのであれば、値段も含めて選びやすい一品だろう。

 『ゲルインキタイプ Neo smartpen A1 ネオスマートペン エイワン』は今年発売された新商品で、サラサラとした書き味が特徴のゲルインキを使用している。こちらは充電式となっており、1度の充電で約90分の使用が可能だ。上質な書き味を求めているのであれば、こちらの方がおすすめである。

 アナログがデジタルにつながることで便利なのが、「共有」と「検索」である。アプリ上に保存されたメモはファイル化することによって、ほかのアプリやSNSで投稿することも可能だ。ノートに書いた文字やイラストをわざわざ写真に撮ったり、文字に起こすこともなく相手に送ることができる。

 また、テキストはタグ検索もすることができる。手書きでメモをした会議やアイデア出しの「あのときのあれ、なんだっけ……!」というときも、検索することで解決できる。

 Nノートはデザインも豊富で、スマートペンを収納できるものなどスタイルもさまざまだ。ビジネスシーンはもちろん、日常のなかでも活用できる機会は多いだろう。

『OSMO5050 RiraRiraはんこⓇ』

 シヤチハタ株式会社からは、オリジナルスタンプを作ることができる『OSMO5050 RiraRiraはんこⓇ』が展示されていた。今回は、消しゴムはんこ作家「RiraRiraはんこ®」とのコラボレーションデザインが設定されている。

 『OSMO5050』はテンプレートのデザインだけではなく、手持ちのスマートフォンの写真からもハンコを作ることができる。また、文字やスタンプ、手書きペンなどを使って、プリクラ感覚で落書きやデコレーションをすることができる。

 現在は『Sanrio 池袋店』といった商業施設や観光地に設置されているようだ。旅行やイベントなど、そのときにしか作ることのできない思い出の品としてぴったりのアイテムだ。

 今年も大盛況となった『文具女子博2024』。今回はスマート文具に注目して紹介したが、テクノロジーの発達とともに、今後もスマート文具は増えていくだろう。

 今回見て感じたことは、完全にデジタルに振り切るのではなく、アナログの良さを活かしつつ、デジタル化した方が便利な部分はデジタル化する、ということだ。このバランスが取れている商品は、ユーザーからも長く愛される存在になるのだろう。

 新しい文具の始まりを感じた本イベント。来年はどんな出会いが待っているか期待したい。

「キングダム ハーツ」の文房具が発売決定 手帳カバーやリフィルノート、ステッカーも

スクウェア・エニックスは6月7日、「キングダム ハーツ」シリーズのステーショナリーアイテムの発売が決定したことを発表した。

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