USJ『ドンキーコング・カントリー』「黄金のしんでん」先行取材レポート ゲームの世界そのままのトロッコに大興奮!

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「スーパー・ニンテンドー・ワールド™」内に新たにオープンする新エリア『ドンキーコング・カントリー』の一部内容が先んじて公開に。「スーパー・ニンテンドー・ワールド™ Direct」でも先行して一部の内容が明かされていたが、今回は新アトラクション 『ドンキーコングのクレイジー・トロッコ』のステーション(ライド乗り場)や、同アトラクションがある「黄金のしんでん」内部を取材することができた。

 新エリア『ドンキーコング・カントリー』は元々2024年夏の開業を予定していたが、これまでにない体験価値をさらに引き出し完成度をより高めるためにオープンを延期。晴れて12月11日にオープンが決定した。

ダニエル・グリアー氏(ユニバーサル・クリエイティブ/プロデューサー)

 この日、ユニバーサル・クリエイティブ/プロデューサーを務めるダニエル・グリアー氏は報道陣の取材に応じ、新エリアについて「私たちはいま、ジャングルの奥深くにある古代の建造物『黄金のしんでん』にいます。通路を進むたびにドンキーコングをプレイした思い出が蘇ってくるのではないでしょうか」とコメント。アトラクションについては「ゲームでもお馴染みのトロッコに乗ってジャンプしながら進んでいく冒険が現実のものとなります。このスリリングな乗り物は驚きと喜びに満ちており、マリオカート〜のようにご家族みなさんでお楽しみいただけます。新進気鋭のアトラクションであり、コースターとしてはユニークなデザインとなっています」と説明した。

 ちなみに事前に公開されていた情報によると、コンセプトは「ドンキーコングたちとともにジャングルを疾走し、ティキ族からゴールデンバナナを守る」というもの。さらに「『黄金のしんでん』からタル大砲で飛びだし、いざ出発! 広大なジャングルを豪快に駆け巡り、途切れたレールをジャンプ!?」とかなりワクワクする内容が書かれている。

 まだ実際のアトラクションに乗ることはできなかったが、ステーション(ライド乗り場)で実際のライドビークル(コースター車両)を見ることができた。こちらは4人乗りの構造になっており、デザインはゲームの雰囲気そのままの仕上がり。見るだけでもテンションが上がってくる。

 

 さらに「黄金のしんでん」にはドンキーコングの壁画や銅像なども並んでおり、訪れる際には乗車前の時間も楽しめることだろう。雰囲気も名前そのまま、壁面一帯がゴールドになっており、ゲームの世界に入り込んでいる……という没入感を加速させてくれた。

 実際のオープンまではすでに1ヶ月を切っており、本日の発表で期待に胸を躍らせているゲームファン、USJファンも多いことだろう。エクスプレス・パスや入場確約券、整理券などについての詳細は、決まり次第発表となる予定とのことなので、続報を待ちたい。

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