バッドボーイズ佐田、ホンダ激レアバイクに“緊急事態” パーツに異常発覚「これは悲しい」

 お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹が自身のYouTubeで、愛用する旧車「HONDA CBR400F」の健康診断を行った。

 佐田は2024年8月4日に公式YouTubeチャンネル「SATAbuilder's」に公開した動画で、3月に発売した自著『佐田のホビー2』(KADOKAWA)の印税を元手に、約200万円で購入した「CBR400F」の納車を報告していた。

 10月16日に公開した「【健康診断】CBRカスタムのはずが…」と題した動画では、「CBR400F」にETCを搭載するべくタンクなどを取り外すついでに、エンジンの圧縮圧力を計測することになった。チャンネルのレギュラーメンバーである、バイクショップ「COAST LINE」代表取締役の“横兄”こと横畑卓志氏によれば、CBR/CBXのエンジン圧縮の正常値は10.5(±2)kPa。つまり「8.5」を切らなければ健康診断的には問題ないという。

 早速、横畑氏とともに各所のパーツを取り外して、点検を開始した佐田。圧縮の数値について、謙遜して「9kPa」、本音では正常値である「10.5kPa」と強気に予想する佐田だったが、計測したところ、結果はまさかの6.5kPa。佐田は「うわ! 6.5やん」と驚き、「まぁでも現実を知ることは大事だからね。現実から逃げたってどうしようもない。ただ頭を抱えてますよ……」とショックを隠し切れない。

 最悪の場合、フルオーバーホールもあり得る厳しい状況ながら、横畑氏は「今回に関しては可哀そうとは言えない」と佐田を断罪する。というのも佐田は、地元福岡のバイク仲間から「CBR400F」を買い取っているのだが、その際、横畑氏に「コンプレッションを測らなあかんから、僕九州に行ってきます」と話していたそうだ。しかし佐田は、コンプレッションの測定など忘れて「美味しいもん食べて、(CBR400Fの)音聞かされたらもう、乗るぞってなりました」と白状した。さらに「なんか欲しかったんですよね。金持ってたんですよ、俺。印税入って」といい、「悪い癖なんですけど、お金持ってたら買うって言っちゃうんですよ」と、自身の悪癖を告白した。

 さらに、横畑氏から圧縮が8を切ると「エンジンがかかっても調子が悪く、スピードが乗らない」という話を聞くと、佐田は「いまなんて言いました!?」と思い当たることがあるようなリアクション。そこから「CBR400F」で高速道路を初走行した時を振り返り、「動画回ってたから一生懸命ええ顔してたけど、全然スピード乗らなかったんですよ。びっくりするくらい遅ぇなと思ったんですよ」と当初より異変を感じていたと明かした。

 結局、4つあるシリンダー全てが「8.5」を大幅に下回る結果となり、佐田は「これは悲しいかな。悲報です……」と肩を落とした。とはいえ、希望がないわけではない。次回の動画では一縷の望みをかけて、横畑氏が提案した「カーボン除去剤をぶち込む」という最終手段を試してみるという。果たして、佐田の「CBR400F」は復活するのか。引き続き、注目していきたい。

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